本年度の国民体育大会なぎなた競技会は、令和4年10月1日(土)～4日(火) 栃木市西方総合文化体育館で開催されました。関東ブロック大会を1位で勝ち抜き東京都代表として出場した南多摩薙刀部の5A下田一葉、5A中根柚和、5C山下風羽でしたが、残念ながら入賞することは出来ませんでした。演技では、しかけ山下、応じ下田で出場し、ベスト８をかけた3回戦で惜敗しました。気持ちを切り替えて臨んだ試合は、東北ブロック１位通過の福島県に初戦で２‐１で敗れてしまいました。悪い流れではありましたが、その後の成年は、演技で6位入賞、試合では30年ぶりになる優勝を果たし、総合で4位に入賞することが出来ました。

　生徒達はこの国体にかけて、約一年前から遠征を続けるなど努力してきたのですが、残念ながら結果に繋がらず、試合後は号泣していました。しかし、共に練習してきた成年が試合で優勝し、複雑な心境ではありますが、自分たちの可能性も確信できた国体だったと思っています。

　終わってしまえばあっという間の国体でしたが、それまでの多くの強化練習を頑張り抜いた三人にエールを送りたいと思います。今回、監督として参加した顧問としては、この悔しさが次へのステップになると信じています。選手・関係者の皆様、お疲れ様でした。次の全国選抜出場、そして優勝を目指します

東京都代表選手団　成年:演技6位、試合1位　総合４位入賞