校章

東京都立南多摩中等教育学校

第一回南多摩杯剣道大会

2022/07/20

学期のまとめとして最終日には部内試合(南多摩杯)を開催する計画を立て、ついにこの日を迎えました。

カップは何十年も使えるように素晴らしいものを用意(本当は予算がなくあまりいいものが買えず…)し、試合のルール作りをしたりとなんとか開催に至りました。

入部したばかりの初心者もいるので基本の部を作り、そして個人の部、団体の部と三部門での開催となりました。

基本の部では切り返し、面打ちなど基本技をそれぞれ行いトーナメント方式で勝敗を付けました。ほぼ互角の戦いの中、僅差で1年生の影山紫蒼選手が見事優勝しました!すべての選手がこの4ヶ月で成長し、見事な剣道だったので判定にはとても迷い全員を優勝としたい気持ちでした。

個人の部ではまず、2つの予選リーグに分かれ行いました。見事予選リーグを勝ち上がった4名による決勝トーナメントでは、実力の勝る二人が順当に勝ち上り、決勝戦は白熱した試合となりました。決勝戦は5年生前田崇志選手と本校卒業生で部活動指導員である吉永悠大選手が行い、序盤から冷静で、自分の剣道を堂々と披露し、相手を圧倒していく吉永選手に対して前田選手も負けずと果敢に飛び込んで勝負に行く。時間いっぱいとなり延長へ。同様な攻防が続き、動きの中で前田選手が居ついたところに吉永選手の見事の面が決まり『勝負あり!』お手本になる見事な剣道で優勝を飾り、記念すべき第一回のカップを手にしました。

その他の選手も必死に勝負している姿を見ることができて、この大会を開催してとても良かったと感じている。それぞれの課題を見つけることができ、これから長期休業に入り、練習に一層力を入れて励んでくれることを期待いたします。

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