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2024/06/17 お知らせ
1学年教育実習生講話
6月12日(水)、1学年が教育実習生講話を行いました。
今年度の教育実習は、5月27日(月)から6月14日(金)まで行われました。
教育実習が終わりに近づいた6月12日に、1年生が自分たちの先輩である教育実習生の話を聴きました。
教育実習生からのメッセージを紹介します。
植村優揮さん
「みなさんこんにちは!教育実習生の植村優揮です!日本大学文理学部数学科から来ました!
自分は松原高校の卒業生で、自分が高校生の頃はまさにコロナが爆発的に流行し始めていました。ですが、行きたいと思っていた日大文理の数学科に指定校推薦で行くこともできましたし、なにより3年間ずっと楽しかったので、松原高校の生徒でよかったと今でも思います。
これから大変なことがいろいろあると思いますが、今を大切に生きて、苦難を乗り越えていってください!」
三宅咲良さん
「みなさん、3週間ありがとうございました!!実習生の三宅咲良です!
みなさんには①苦手なことも武器になることと②自分の意見をもつ方法をお伝えします。
①私は「栄養士」と「家庭科の教員免許」が取得できる学科に通っています。食事によって病気を予防したり、治療したりできることに魅力を感じて栄養学を学べる大学を志しました。大学では、授業の他に病院や特別支援学校へ実習に行きました。その中で、次の日の献立を楽しみにして明日も生きようと頑張る緩和ケア中の患者さんや、車いすで一生懸命学校に通う生徒など、明日をどうやって生きるか考え、毎日一生懸命に生きている人々を目の当たりにしました。そこで、今まで「どうせ無理」と挑戦してこなかったことに挑戦してみようと思えました。私は、人前で話すことも苦手ですし、勉強も運動も得意ではありません。ですが、苦手なことがある=生徒の悩みを理解できることだと思い教師を目指すことを決めました。教育実習を通して、皆さんと体育祭に参加したり、皆さんが挨拶してくれたり話しかけてくれたり嬉しいことが沢山ありました。挑戦してよかったと感じています。
このように、苦手なことも武器になるように、みなさんには必ず魅力があります。
②また、私が高校の教師を目指す理由の一つに進路指導があります。そこで皆さんに自分の意見をもつ方法をお伝えします。これは、人の話を真剣に聴くことです。自分の意見とは合わなくても、先生や外部講師、テレビ、YouTubeなど自分の身近な人の話をまずは聴くことです。そして、それに対して自分はこう思うと意見をもつ癖をつけること。ただぼーっと聴くだけとは大きな差になります。反対に、誰かが言語化した話に共感したらメモを残しておくことをおすすめします。そうすると、いつか自分の意見を言葉で表現しなければならないとき(面接や小論文など)に必ず役立ちます。
長くなりましたが、みなさんがこれから自信をなくしたときに思い出してほしいことです。これからもずっと応援しています!そして、またどこかでお会いできることを楽しみにしています!!」