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2022/02/18 神高NEWS
1学年 メンタルヘルス講話
本日、1学年の生徒対象に、
昭和大学医学部精神医学講座講師の
常岡俊昭先生によるメンタルヘルス講話が行われました。
「セロリ」と書かれたスライドから始まった講話。
それを意味するものが何か分からず、先生の自己紹介が始まりました。
世界の様々な価値観の違いや、生活習慣の違いに触れながら、
多様性というワードを中心に講義がなされました。
講義の後半には3人一組のワーキングがありました。
「3人に共通するもの」と「3人の違う点」を
それぞれ3つずつ探し出してみるというワークでした。
あるグループでは、朝食は「パン派!」と意見が一致したり、
あるグループでは、目玉焼きにかける調味料が一致したり、
一方でバイト先が違う、好きなパスタソースが違う、好きな数字が違う…
など相違点も多く挙がりました。
このように、人それぞれ好きなものや苦手なものがあって、
それは必ずしも自分と一緒とは限らない。
でも、朝食がパン派で、相手がご飯派だったらその人を悪く思うのか?
そんなことはないはずです。
違いを認めることが生きづらさを解消させる1つのヒントになるのではないか、
そう常岡先生は話してくださいました。
最後には、冒頭にあった「セロリ」の意味がわかってきました。
SMAPの「セロリ」という曲の歌詞が映し出されました。
そこには「育ってきた環境が違うから好き嫌いはイナメナイ」
「もともと何処吹く他人だから価値観はイナメナイ」
「単純に君のことが好きなのさ」
など、多様性の理解に触れるような歌詞がありました。
それぞれ感じるものがあり、
多様性というものを深く考えさせられるきっかけとなったのではないでしょうか?
講義をしてくださった常岡先生、どうもありがとうございました!