校章

東京都立神津高等学校

卒業生紹介

東京女子大学 現代教養学部 国際社会学科

令和6年度卒業 笹本 楓奈

 高校入試もありましたが、大学受験が私にとって初めての本格的な受験でした。高校入学当初は自分の進路について深く考えることはありませんでしたが、「人間と社会」や「総合的な学習の時間」の授業で島について探求し、夏休みにオープンキャンパスに行くなどの機会を得たことで、将来について考えるようになりました。授業で島について探求したことは、新たに神津島の魅力を発見することに繋がりましたし、受験の際の書類選考で役立ったと感じているので、真面目に取り組んで良かったです。

 神津高校では、離島留学生を受け入れています。異なるバックグラウンドを持つ人と関わることで刺激を受けましたし、内地と島の学校の違いなどを聞くことができて非常に興味深かったです。また、私は数学が苦手でしたが、数学が得意な離島留学生に教えてもらったり、逆に私の得意科目を教えたりと、勉強面でもお互いに助け合うことができました。

 このように神津高校では、神津島の自然環境をいかした授業を通じて、自分の将来に繋がる活動ができ、交友関係を広げることができます。不安もあるかもしれませんが、深く考えすぎずに飛び込んでみてください。神津高校は皆さんの入学を待っています。

明治大学 文学部 史学地理学科考古学専攻

令和6年度卒業 間野 遥介

 神津高校の進路指導の魅力は、少人数ならではの、生徒に寄り添ったきめ細やかな指導体制です。先生方は、生徒の個性や希望を深く理解し、それぞれの目標達成に向けた指導を提供してくださいます。

 高校3年生の「進路実現」の授業では、生徒一人に対し二人の先生が担当し、志望理由書や小論文、面接などの入試に必要な対策を徹底的に指導してくださいます。そして、先生方は、生徒の強みや弱みを的確に把握し、具体的なアドバイスをくださいます。また、英検などの資格取得に向けたサポートも充実しています。放課後には、外国人の先生方も含めて個別に英作文などを指導してくださるため、苦手分野も克服しやすく、目標達成に向けて着実に力をつけることができます。

 私自身、神津高校の手厚い指導のおかげで、第一志望の大学に合格することができました。特に印象に残っているのは、大学の出願条件であるポスター大会への参加に向け、指導していただいたことです。ポスター作成では、進路担当の先生が何度も相談に乗ってくださり、内容からデザインまで丁寧に指導していただきました。入試対策では、小論文や面接の練習を何度も繰り返し、先生方から貴重なアドバイスを頂きました。その結果、本番では自信を持って臨むことができ、実力を発揮できました。

 神津高校は、先生と生徒の距離が近く、温かい雰囲気の中で、安心して学ぶことができます。神津高校で自分の可能性を広げ、夢の実現に向けて力強く歩んでいきませんか?

東京学芸大学 教育学部A類美術コース

令和5年度卒業 斎藤 陽

 神津高校の強みは、普段の授業や検定取得のための勉強、大学入試対策などにおいて、1人1人に対するきめ細かなサポートが受けられることです。

 分からないことはすぐに質問できる環境があったからこそ、当初は苦手に感じていた数学も好きな教科になりました。

 また、入試対策も美術の先生にマンツーマンで厚くご指導頂きました。小論文や面接の対策では、何度も練習しては先生方にアドバイスを頂き、飛躍的に力をつけることができました。

 行事や部活動などでは、一人一人の役割が大きく、多世代の繋がりが強いため、地域の方や友達とのコミュニケーションを通し、人として一歩成長できたと感じています。

 島の浜辺から大海原へと漕ぎ出すように、神津高校からあなたの未来を拓いてみませんか?

國學院大學 観光まちづくり学科

令和4年度卒業 古川 楽人

 神津高校の魅力は、生徒の人数が少ない分一人一人の責任感や主体性を育める点だと思っています。日々の学校生活だけでなく、行事や校外での活動を積極的に行うことで自分の力を伸ばすことができます。自分の力を伸ばすためにはたくさんの努力をしなければなりません。でも、ここには伸ばすことのできる環境があります。先生方や地域の方に支えながら成長していくことができます。そして、進路実現という面に関しても素晴らしいと思います。生徒一人に対したくさんの先生方が面接や資料作成、学習法の指南など多くの面で支えてくれます。私自身、この環境であったからこそ第一志望の学校に合格できたと思います。ぜひとも、内地の学校では味わえない島ライフを楽しむため神津島の一員となり三年間を一生の宝にしてみませんか。

駒澤大学 文学部心理学科

令和4年度卒業 清水 咲羽

 私が思う神津高校の1番の魅力は、少人数できめ細やかな進路指導です。3年生になると生徒にそれぞれ担当の先生がつき、受験を徹底的にサポートしてくださいます。何から始めていいのか分からなかった私に沢山のアドバイスをくださいました。また面接練習では担当以外の先生方も毎日練習に付き合ってくださり、学校全体で生徒一人ひとりの受験を支えてくださいました。それだけでなく、神津高校は生徒の数が少なく生徒同士の距離が近いため、様々な行事を通して仲を深められます。学業と私生活どちらも充実した高校生活を送りたいという人はぜひ神津高校に来てください!

東京農業大学 生物産業学部北方圏農学科

令和3年度卒業 岡田 浩充

 神津高校の特徴は都立にもかかわらず生徒に対して先生の数が多いことです。そのため苦手な教科や分からない問題について、すぐに指導を受けられるので、とても勉強がしやすい環境でした。進路については、生徒二人に対して一人の先生が指導してくださり、まるで一緒に受験をしているかのように「この学校はどうか」や「この受験方法がいいのではないか」など真剣に考えてくれました。その結果、無事に合格を果たすことができました。

 もしも「どこの高校も変わらない」と考えているならぜひ神津高校に来てください。「他の学校と変わらなかった」とは言わせませんから!