キャリア実現に向けて～進路実現ＡＢの様子(５月)～

神津高校では、自らのキャリアに応じて必要な力（人間関係形成・社会形成能力、自己理解・自己管理能力、課題対応能力、キャリアプランニング）を身に付けるため、２年次には進路実現基礎、３年次には進路実現ＡＢという授業を開講しています。具体的な内容としては、出願書類や小論文作成、面接、グループディスカッションなどを行うと同時に、受験計画や振り返り資料を作成します。それらを活用し、受験に必要な力を養うと同時にキャリアを見据える能力を身に付けることを目標としています。

５月の進路実現ＡＢでは、ポイントに沿って志望理由書を書きました。まず生成ＡＩも活用しながら希望進路分野の現状と課題を調べました。それに基づき、どのような学問を究め、社会に貢献したいのか(目標)、その目標をもったきっかけ(動機)、目標達成のためにどのような力・環境が必要なのか(過程)を考えました。教員は５人体制で生徒に声掛けや指導を行っています。

自分たちの目標はグループワークの中で様々な分野の人たちと共有し、感想を言い合い、生徒たちは互いに自分の考えを深め、進路と向き合いました。

授業の終わりには毎回振り返りシートを書き、１週間以内に自らの力で達成できる進路実現に向けた取り組みをそれぞれ記入します。このシートは、次の授業の最初に、自分が決めた取り組みを達成できたかどうかを振り返るためのものです。

希望進路分野は生徒それぞれ違いますが、生徒たちは切磋琢磨して自らの進路を切り開き、進路実現に向けて努力しています。