今日の清高　12月14日　光る大腸菌！

3年生選択「生物」の授業で、バイオテクノロジーの入門実験を行いました。

大腸菌には大腸菌自身が生きていくための大きな環状のDNAの他に

プラスミドDNAという小さな環状のDNAがあります。

この大腸菌のプラスミドDNAに、オワンクラゲの持つ光るタンパ質（GFP）

の遺伝子を組み込んだものが作られています。

この実験では、この特別なプラスミドを大腸菌に導入し、３７℃で１日培養しました。

プラスミドが入った大腸菌内ではGFP遺伝子が働き、紫外線を当てると

「光る大腸菌」になっています。

本実験ではアメリカの大学生が教養課程で使う実験キッドを用の危険性のない大腸菌

で行いましたが、菌に触れないように細心の注意を払いました。

将来バイオをやってみたい生徒、看護・医療・薬学の分野に進学する生徒には、良い

経験になりました。

写真：左　光る大腸菌　　　　　右：普通の大腸菌