地学部
31R08地学部活動計画 (134.6KB)
活動日
月・金
人数(令和8年度)
21人 (1年生15人 2年生6人 3年生0人)
メッセージ
わたし達、地学部では、地学以外にも科学全般に取り組んでいます。全学年、仲良く活動しているので、よかったら来てみてください。
10/3 『長瀞実習』
10/3(土)、理数探究講座地学では、座学で学んだ知識を実際の自然の中で確かめ、観察した事実から大地の成り立ちを考えることを大切にしています。今回は埼玉県長瀞地域を訪れ、岩畳や宝登山などをフィールドに、地質・岩石・地形について学びました。
① 長瀞「岩畳」の観察・埼玉県立自然の博物館見学 専門家と一緒に大地の歴史を読み解く
最初に、長瀞を代表する地質観察スポットである「岩畳」を訪れました。


また、岩畳に見られる**ポットホール(甌穴)**も観察しました。岩石だけでなく、川の流れによってつくられる地形にも目を向け、長い時間をかけて変化してきた大地の姿を実感することができました。
岩畳での観察後は、埼玉県立自然の博物館を見学しました。フィールドで実物を観察した後に博物館の展示を見ることで、現地で発見したことや疑問を振り返りながら、埼玉県の地質や自然についてさらに理解を深めました。
専門家から学び、実物を自分の目で観察し、そこから「なぜだろう」と考える。 教室だけでは得られない、野外実習ならではの学びとなりました。

② 宝登山 地形と岩石の違いを自分たちで考える
続いて、宝登山ロープウェイで山頂へ向かい、長瀞周辺の地形を観察しました。高い場所から周囲を見渡すことで、岩畳での観察とは異なる視点から、この地域の地形を捉えることができました。
山頂付近では、足元にある岩石にも注目しました。生徒たちは実際に岩石を手に取り、岩畳で観察した結晶片岩とどのような違いがあるのか、色や粒の様子などを比較しながら考察しました。
同じ長瀞地域であっても、場所によって見られる岩石や地質には違いがあります。「なぜ岩畳と宝登山では岩石が違うのだろう?」という疑問から、目の前の岩石を手掛かりに、その土地の成り立ちについて考えました。
実際に地形を眺め、岩石を手に取り、比較しながら自分たちで考える。 野外だからこそできる、地学の探究活動となりました。

③ 武甲山から考える「付加体」と日本列島
実習では、長瀞周辺だけを見るのではなく、埼玉県を代表する山の一つである武甲山にも注目しました。
ここでは「付加体」をキーワードとして、日本列島がどのように形成されてきたのかを考えました。
地学では、現在目の前にある山や岩石だけを見るのではなく、その背後にある長い地球の歴史を考えます。プレートの運動によって海洋側から運ばれてきたさまざまな物質が、大陸側に付け加わってできる「付加体」という考え方を通して、現在の日本列島を構成する地質について理解を深めました。
岩畳で手に取った岩石、宝登山から眺めた地形、そして武甲山。それぞれを別々のものとして見るのではなく、プレート運動や日本列島の形成という大きな視点から関連付けて考えることで、身近な風景の中にも地球規模の歴史が残されていることに気付くことができました。

9/16 『国立科学博物館実習』
9/16(水)、国立科学博物館を訪問しました。
はじめに「かはくスクールプログラム」を利用し、博物館職員の方から展示資料の見方についてお話を伺いました。生徒たちは、展示を単に見学するだけでなく、どのような視点で観察すると新たな発見につながるのかを学びました。

その後、常設展示である地球館・日本館を見学しました。
地球館では、生命の誕生から進化の歴史、人類の科学技術の発展までを実物標本や模型を通して学びました。恐竜の骨格標本や動植物の標本を観察し、生物の多様性や地球環境の変化について理解を深めることができました。
日本館では、日本列島の成り立ちや自然環境、人々の暮らしとの関わりについて学びました。授業で学習した内容と展示資料を結び付けながら見学することで、教科書だけでは得られない気付きや発見を得ることができました。
また、「ダーウィンが来た!特別展」も見学し、生物の進化や環境への適応について理解を深めました。実物資料や映像展示を通して、生徒たちは自然科学の面白さを改めて実感するとともに、新たな疑問や探究課題を見いだす貴重な機会となりました。
8/17 『日原鍾乳洞・御嶽渓谷実習』
8/17(月)、東京都奥多摩町にある日原鍾乳洞において校外実習を実施しました。
鍾乳洞内では、鍾乳洞の成り立ちについて学ぶとともに、洞内外における水のpHや温度、湿度の違いを測定し、環境条件の変化を調査しました。

また、鍾乳石から滴り落ちる水滴の速度を計測し、その結果をもとに1日当たりの水滴量を算出するなど、鍾乳洞が形成される過程について理解を深めました。

その後、御嶽渓谷へ移動し、露出している岩石の観察や河原の礫の粒径・形状の調査を行いました。河川による侵食や運搬のはたらきについて、実際の地形や岩石を観察しながら学ぶ貴重な機会となりました。

今回の実習を通して、生徒たちは教室では学ぶことのできない地球科学の現象を直接体験し、地学への理解と興味を一層深めることができました。
7/23 『関東ローム層の観察実習(本校の地層)』
7/23(木)、本校建設時に採取されたボーリング標本を用いて深度6mローム層の観察を行いました。生徒たちは複数の標本を見比べながら、含まれている鉱物や粒子の特徴、色や粒径の違いを詳しく調べました。



観察では、前回実施した国分寺崖線・等々力渓谷実習で学んだ地層や地形の成り立ちを踏まえ、関東地方に広く分布するローム層との関連について考察しました。実際の標本を用いて観察することで、地表に現れている地形と地下に広がる地層とのつながりを理解し、地域の大地の形成過程について学びを深めることができました。



7/21 『国分寺崖線・等々力渓谷実習』
7月21日、国分寺崖線と等々力渓谷を訪れ、東京の地形の成り立ちについて学ぶ野外実習を行いました。
国分寺崖線は、かつて多摩川が土地を削ることによってできた崖状の地形です。実習では、武蔵野台地と低地との高低差を観察し、崖線沿いに湧き出る地下水の仕組みについて学びました。普段何気なく見ている地形にも、長い年月をかけた自然の働きが関係していることを実感することができました。



その後訪れた等々力渓谷では、都内とは思えないほど豊かな自然が広がる谷地形を観察しました。渓谷を流れる水や周囲の植物を調べながら、水の浸食作用によって谷が形成された過程について理解を深めました。
国分寺崖線と等々力渓谷は、どちらも武蔵野台地の形成や地下水の流れと深く関わっています。今回の実習では、教室で学んだ地学の知識を実際の地形と結び付けながら観察することで、東京の自然や地形への理解を深める貴重な機会となりました。


6/4 ・11 『長瀞実習に向けて 外部講師講話』
今月は外部講師の方をお招きし、6/4、6/11に講話を実施しました。
講話では、6/20実施予定の長瀞実習に向けて、「長瀞実習に向けて」をテーマにお話しいただきました。武蔵野台地の成り立ちや秩父地方の地質・地形について、多摩六都科学館で学んだ内容と関連付けながら、理解を深める探究活動を行いました。
生徒たちは講師の方のお話に真剣に耳を傾けるとともに、疑問に思ったことについては積極的に質問する様子が見られ、主体的に学ぶ姿勢が印象的でした。
今後は実際に長瀞を訪れ、現地での観察や調査を通して、地質・地形に関する理解をさらに深めていく予定です。

5/30 『多摩六都科学館実習』
令和8年度 理数探究講座地学では、探究活動の一環として多摩六都科学館において実習を実施しました。
館内では、地球の成り立ちや宇宙、気象、地層に関する展示を見学するとともに、体験的なプログラムにも参加し、各分野への理解を深めました。
また、日本最大規模のプラネタリウムを見学し、迫力ある映像と解説を通して宇宙のスケールや天体の動きについて実感を伴って学ぶことができました。教室で学んできた内容を、より立体的に理解する貴重な機会となりました。


