ポロニア・フェスティバル ハイキング部展示
2025/10/22
ポロニア・フェスティバル ハイキング部展示
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ハイキング部は本年度のポロニア・フェスティバル(文化祭)で初めて展示を行いました。
今年はハイキング部創部10年の節目となるので、これまでの登った山々について簡単にまとめて展示しました。
また今年の8月には東京都最高峰である雲取山(2017m)に登ったので、その時の記録写真と生徒の感想文とを展示しました。
生徒の感想文を代表して、部長のものを転載します。
これを読むと、顧問として生徒達を雲取山に連れて行って本当によかったなぁとしみじみ思います。
「雲取山-2017」
3年次 生徒(部長)
8月28日、私は雲取山に1泊2日で登山をしました。今思えば何事もなく踏破出来て良かった。と思いますが、雲取山は標高が2017mととても高く、体力的に厳しい箇所があるということで前日まではいつもの活動のように楽しみという気持ちよりも、私でも登れるだろうかと不安な気持ちが心を占めていました。
しかし、当日登り始めると、特に疲れることもなく中間地点までたどり着くことができました。中腹といえど、いつもの活動で登っている山の高さを超えていたので驚きました。さらに数百メートル上がり、ラストスパートである想定していた一番きついと感じるポイントまで来たときも、足を止めずに頂上まで登り切ることができました。
そこで景色を拝むことができた時、どのような時よりも達成感、自身の成長を感じることができました。入部したての頃は低山でもすぐに息が上がって先生に荷物を持ってもらったり、これ以上歩けないと思い足を止めることもありました。当時の私からしてみれば信じられない光景です。
何よりも、私は今東京で一番高いところに居るんだということに、達成感と喜びを感じました。
振り返ると、ただ登れて良かったのではなく、やり切る楽しさを二日間で学ぶことができたと感じます。
それが染みついたおかげか、日常でも努力を要する場面でやる気が自然と湧いてくるようになりました。