第70回東京都高等学校定時制通信制生徒生活体験発表会

生活体験

10月９日（日）に生徒生活体験発表会に参加してきました。

本校では例年２年次の生徒が発表会に参加していますが、会場で実際に発表するのは、

平成31年の台風19号や令和２年以降の新型コロナウイルスの影響で書類審査やビデオ審査が続いたこともあり、

実に平成30年以来のこととなりました。

生徒は夏休み中も登校し、作文することと添削されることと修正することを何度も繰り返して文章を作り上げてきました。

生徒はこの作文を通して、自分の人生を振り返り、それがこの高校生活でどのように変化し、

現在は何をどのように頑張っているのかについて自分を見つめ直すことで、自己理解を深めることができたと思います。

文章ができてからも授業前の時間に登校し、読む練習をたくさん行いました。

当日は生徒の他に８名の発表者がおり、また、審査員の方や来賓の方もおり、

会場の工芸高校視聴覚室は独特の緊張感に包まれていました。

さらに板橋有徳の発表順は１番で、生徒にとってはなかなか難しい状況でしたが、

そのような中でも、生徒は自分の体験を会場にいる人たちに向けて堂々と発表することができました。

落ち着いて、語りかけるように話す姿はとても立派でした。

発表後には、他の発表者と談笑する場面も見られ、和やかな雰囲気の中、

今年度の生徒生活体験発表会は幕を閉じました。

生徒は「東京都公立高等学校長協会賞」を受賞しました。おめでとう！

夏休み前から、よく頑張りました。本当にお疲れ様でした！