演劇部
<部員数>
全部で14名!和気あいあいと活動しています!
役者をやる生徒、音響・照明担当の生徒、脚本を書く生徒…様々です。
井草高校の演劇部に入れば、あなたのやりたいことをできるはずです!
<活動日>
大会・発表会前は水・木も、また土・日も活動することがあります。
ただ、活動日は事前に顧問の先生と生徒とで話し合って決めます。
用事等で行けない場合は顧問の先生に事前に伝えれば大丈夫です。
<年間活動計画>
<活動状況>
例年は以下の流れで活動をしています!
・4月 新入生歓迎公演
・5-6月 春公演(新入生の初舞台!)
・8-9月 城西地区大会(1年に1回の公式大会!)
・9月 文化祭公演
・2月 冬公演(2年生はここで引退となります)
2020年度は新型コロナウイルスの関係で、以下のような形となりました。
◎9月 城西地区大会出場@日大二高
中屋敷法仁様の『フランダースの負け犬』を上演。
50分を超える大作に生徒たちは果敢に挑みました。
結果として入賞には至りませんでしたが、審査員の方々に
「作者の方への最高のオマージュとなった」
というお言葉をいただきました。
来年こそは奨励賞以上!という目標も出来ました。
大変、実りある大会となりました。
◎学習発表会におけるサイレント演劇
外部非公開という形で行った学習発表会において、サイレント演劇を行いました!
色やダンス、小道具など細部のこだわりを持って劇を作り上げました。
見に来てくださった先生方・生徒からも
多くの制約がある中、頑張って考えた世界観が伝わりました。これからも井草高校演劇部の世界観を守って活躍してください
(先生)
このようなコロナ禍の中でセリフを映し出したり、音楽を使用されたり、工夫がすばらしかったです!表情がステキでした。これからも頑張ってください(生徒)
などのコメントを頂けました。少ない準備時間でよく頑張りました。
今後は、
◎1月に行われる第2回高校生ドラマリーディング演劇祭@横浜市泉区民文化センター テアトルフォンテ
◎学生オンライン演劇祭
に出場予定です。
<顧問より>
「みんなちがってみんないい」
私が大好きな、金子みすゞさんの 『私と小鳥と鈴と』という詩の一部です。人間、生き方や考え方、できることできないこと、人によって様々です。
時には、他人に劣る自分に落ち込んだり、自分より勉強ができるあの子に嫉妬したり、ネガティブな感情が起こることもあるかもしれません。でも、できることできないことを理解し、自分を愛し、他人も大切にする。それが大事なのかもしれません。最近、そんな風に思います。
演劇って、人生の縮図だと思います。演じる役者さんとそれを支えるスタッフさんがいることで、舞台上には、1つの世界が生まれます。その世界では、キャラクターが、一生懸命生きています。その生き方を見て、
「あぁ、自分もこんな風に生きたい」
「自分のやり方は、間違ってはいなかったんだな」
ということを思えてきます。演劇を見ること・作ることはまさに人生の勉強。そう思います。
そして、それは何も舞台上だけの話ではありません。演劇を作るうえで、協力し合う場面がたくさんあります。
2020年度、井草高校演劇部は上記の通り2つの演劇を上演しました。準備段階で、みんなが協力して、演劇を作っていました。
苦手なこと、できないこと、色々あったかもしれませんが、みんな上手く補い合っていました。部員たちは、人生の縮図を、少しずつ経験できているのかもしれません。
前置きが長くなりました。ぜひ、演劇部に入ってみませんか?
私自身、演劇経験はあるし観劇もよくしますが、指導に自信があるかというとそこまでありません(笑)。まだまだ、部員と一緒に勉強していきたいな、と思っています。
ただ、部員とよく話し合って、演劇部の方向性を決め、部員と一緒に進んでいくということには自信はあります。
緩い部活にするつもりはありません。ルールはあるし、それを守らなかったら注意もします。でも、厳しい部活でもありません。生徒が楽しく演劇をしてくれれば、それで良いと思っています。
2021年4月。2022年4月。2023年4月…それぞれの節目で、どんな新入生に会えるか。とてもとても楽しみです。(4月じゃなくても、入部は随時受け付けてます。2年生からの入部も大歓迎です)
最後に、私の好きな言葉を。
「自分のポケットの中の小銭は、他人の大金に勝る」 - セルバンテス
皆さんのかけがえのない個性、井草高校演劇部に混ぜてみませんか?
2020年12月7日 井草高校演劇部顧問 大隅 駿太