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東京都立日野高等学校

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2024/12/16 お知らせ

プログラミング講座ー後編

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12月13日 プログラミング講座の後編が実施されました。

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先週の前編の続きとなり、自分が作りたいプログラムの要件定義から実装までと本格的な内容となりました。

生成AIの力を借りながら、少しずつ自分の想像するプログラムを具現化していきました。

生成AIを使うことにより、10年前では非常に時間がかかっていた部分をあっという間にクリアすることができ、

短い時間で自分の想像する形に近づけることができました。

ただ、生成AIへのプロンプトをどのようにするかで生成AIの出力が異なったり、

実行したら、エラーがでてしまったりと試行錯誤を繰り返していました。

 

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◎生徒の感想を紹介します。

・生成AIを使うとエラーやすぐに完成形を作ってくれるけどそこから更に読みとったりして探さないと完成にはならなくて難しかった。けど昔は一からやっていたと思うと恵まれているなと感じました。私は機械音痴でパソコンの仕組みやウェブなど好きではなかったけどこの機会に少し挑戦してみようと思える講座だった。前より自分で一から考えることが多く完成はしなかったけど、生成AIがあったので少し頑張ればできるのではと思えた。それが驚きだったし、嬉しかったです。

 

・自分で作ったものをそのままWebアプリに出来るのは新鮮な体験だった。指導員の方々も親身になって対応してくれ、話しやすく授業の雰囲気もとても良かった。これからのプログラミングは自分で書くということが少なくなっていくかもしれないけれど、バグ修正などにはやはり知識が必要だと感じた。実際、今回起きたバグも自分一人では解決できなかったので、指導員の方に対応してもらった。今後このような機会があったら、今回のように積極的に参加したいと思う。

 

・生成AIのおかげでプログラミングも簡単だと思っていたが、2回の授業を通して生成AIを使ってもすごく難しいということがわかりました。一回生成AIに頼んでプログラムを書いてもらったらできると最初は思っていましたが、いざやってみるとエラーが起きてしまったり、読み込めませんでしたと言われたりしてすごく苦戦しました。小学校や中学校でやったプログラミングよりも内容の濃い、楽しい授業でした。プログラミングをすることは小さい頃から好きで暇なときにはスクラッチなどで遊んでいたので、高校ではこのアプリなどを使ってプログラミングを学びながら面白いものをつくっていきたいなと思いました。

 

・生成AIによって、様々なことができると学び、今後の社会でのAIという存在がどれほど重要になっていくかが、理解できました。しかし、AIを使う人はAIにどのように指示を出すかによって、良い答えが得られるか得られないかが変わってしまうことがわかり、AIを使うのは思っていた以上に難しいことも理解しました。ですから、今後に学ぶべきことは、AIをどのように使いこなすかであり、プログラミングの基礎をしっかり学び、AIがだす解答と使う人が求める解答と何が違うのかを見つけ、地道に修正していくのが大切だと、感じました。

 

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