11月3日(金)に、12月に行われる「東京都高等学校文化連盟茶道部門中央大会【冬の茶会】」の会場別事前研修会に参加するために、都立富士高等学校へ行きました。

本番さながらのリハーサルを時間を計って行いました。

本校が一席亭主を務める春草廬は、貞享・元禄の頃(17世紀後半)に淀川改修工事の休憩所として建てられたもので、元から茶室として建てられたものではありません。

そのため、茶室と水屋の間に段差と距離があります。

お客様の誘導にはじまり、亭主・半東がお運びや水屋の係と連携してスムーズに進行できるように、日々の練習でも十分なイメージトレーニングが必要です。

「参加しないと分からないことだらけだった！」との感想もあり、短時間ながらお点前に集中できた有意義な研修でした。

仲間と協力して水屋の作業を行わないと、茶室でのお点前が終わってしまいます。責任重大です。