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2024/11/20 南の風景
トルコ研修から帰ってきました
本校の40周年式典が行われた、11月2日早朝に成田空港に集合し、本校生徒4名が三宅高校、石神井高校の生徒とトルコ イスタンブール空港へ向かいました。片道約14時間かかり生徒も少し疲れているようでした。
◇11月3日(日)
午前にトプカプ宮殿を訪問し、建築物や博物館を見学してオスマントルコの歴史を学びました。また、午後は、アヤソフィアを訪問し、トルコの宗教の移り変わりについて学習し、訪問を通じて、トルコの歴史や風土を感じるだけではなく、歴史的文化を継承していくことの大切さについても学びました。
◇11月4日(月)
午前中は、イスタンブール男子校(現在は共学)を訪問しました。初めに、オスマントルコ時代から残る校舎で、学校の歴史について説明を受けながら、学校見学をしました。その後、トルコの生徒達に、自身の学校の紹介と研究テーマについて質問を行いました。英語で伝えることの難しさや文化の違いを感じながらも、交流を楽しみ、異文化理解を深めることができました。
午後は、在イスタンブール日本国総領事館を訪問し、総領事や職員の講話を聞き、国と国を繋ぐ外交官の仕事や海外で働くことの魅力について学び、他国の人と考えを1つにまとめ上げていくことなど、異文化理解や多文化共生について理解を深めるとともに、将来を考えるきっかけとなりました。
◇11月5日(火)
午前中は日系企業であるIHIでイスタンブールでの橋の建設で企業としてどのように事業を進めたかなどのお話を伺い、多くのことを学ぶことができました。
午後はグランドバザールへ向かい、現地の人との交流を行いました。
◇11月6日(水)
はじめにイスタンブル日本人学校へ向かい、高校生として、児童や生徒にアドバイスをする立場で交流を行いました。
また、午後からは、ボアズィチ大学を訪問し、日本文化サークルの生徒と日本文化体験やディスカッションをしました。
二つの訪問を通して、年代や立場が違う方達と交流し、自分の当たり前が他人の当たり前ではないということを学び、伝え方を工夫し積極的に交流する姿が見られました。
◇11月7日(木)
最初にスルタンアフメットモスク(ブルーモスク)を見学し、ガイドさんより、お祈りの仕方などを学び、イスラム教について学びを深めていた。次に、地下宮殿を見学し、オスマントルコ時代からの建物や遺跡について学びました。
午後には、アジア側の大陸に移動し、ヨーロッパを対岸から眺め、トルコの建国の歴史や日本との繋がりについて理解を深めることができました。
また、再びアジア側からヨーロッパ側へ戻る際、日本の企業がトンネルを海底に沈めて建設した地下トンネルをメトロで通り、日本の優れた技術について改めて実感することができました。
◇11月8日(金)
午前中に振り返り学習を通して、本研修の総括を行い、2月に控える成果発表会に向けての準備を行い、その後、イスタンブール空港に向かい、成田空港に向けて出発しました。
◇11月9日(土)
飛行機の遅れがあったものの、問題なく成田空港に到着することができ、体調不良の生徒もなく無事に終了することができました。