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2024/11/05 皆さんよろしゅうございますか?
皆さんよろしゅうございますか? 11月5日号
御礼・創る歴史は輝けり~創立40周年記念式典式辞より
皆さんよろしゅうございますか?開校記念日である11月2日に本校創立40周年記念行事を滞りなく修了しました。ルールとマナーを大切にする本校らしい式典と記念行事を実施できたと思います。御礼に代えて、式典における校長式辞より3点を粋掲載します。
1 在校生と学校行事等について
創立当初から続く学校行事、合唱コンクールは41回を実施、年々成長して定着、楠翔祭と呼ぶ文化祭と体育祭はいずれも40回実施しました。校樹・楠を冠に抱く楠翔祭では、新しい時代が求める主体性のある高校生として、元気に活動する様子が見られました。
また現在の二年生つまり40期生は3泊4日で台湾へ修学旅行に出かけてきました。本校にとって第1回の海外修学旅行です。生徒たちが台湾の高級中学校の生徒たちと交流し、貴重な体験を重ねてきました。私は引率者として実行委員はじめ生徒の積極的な姿を見て、新しい時代への期待を膨らませました。
そして本日、ちょうどいまごろ、生徒代表4名と引率教員とが海外派遣研修1週間の旅に成田空港から飛び立つところです。やがて研修先のトルコ共和国での成果は全校生徒が共有することとなるはずです。
2 心に刻みたい願い
ここで在校生・教職員はもちろん、関係者の皆様とともに心に刻みたい願いについて述べます。
よく「四十にして惑わず」と申しますが、教育目標の冒頭に克己のことばを掲げる本校としては己に厳しく、これまでの成果と課題を振り返り、50周年に向けての次の10年、惑い憂えることなくひたむきに前進してまいりたいということです。私はこの決意をこころに刻み、校長室に「智者は惑わず、仁者は憂えず」という論語の中の言葉を掲げました。知恵ある者や心のしっかりとした者は、日々の学校生活中で着実に育成されるのです。
3 そして大きな夢
総合的探究の時間の取り組みとして中庭を整備したり、廊下の壁に絵画を描くなどの工夫も進んでいます。生徒の前向きな取り組みを見る時、基礎工事や鉄筋の躯体は立派なこの校舎ですから東京都の理解を得て将来全面改修を施せば、きっと新たな教育活動を強力に支える施設へと変貌するという大きな夢も描けます。
結びに、式典に引き続く記念行事での吹奏楽部演奏、海外学校間交流発表、チアリーディングを参観された多くのご来賓から賛辞が寄せられたことを申し添えます。