ニュース
2024/05/24
「皆さんよろしゅうございますか?」5月24日
できることは足元にある
~今日という日を喜んで生きる~
皆さんよろしゅうございますか?校長川瀬です。1学期中間考査を終え、あと2週間で創立40周年を記念する行事の嚆矢(こうし=物事の「はじまり」)、第40回合唱コンクールが開催されます。一方で部活動では公式戦を経ながら本格的練習が重ねられ、来週には採点が済んだ答案と対面し、学業の成果と課題とに向き合うこととなります。1学期の佳境を迎えていると言えましょう。これぞミナミ生活の醍醐味(だいごみ)です。
もちろんまとめて片付ける方法などなく、あなたの足元のできごとに一つ一つ取り組むしかありません。高い山に登るにも、一歩一歩すすむしかありません。遠くへ向かうにも近くから始めるのです。努力を続けるのは楽ではないですが、即効性を求めず手間暇かかっても地道に問題を解決するのが本当の近道というものです。まちがっても「不正するほうが得になるかも」などと思わないことです。できる努力を出し惜しみするのは不正であり、結局自分をダメにします。もちろん健康を損ねるような大きな我慢をすることはありません。心身の健康は大事です。だから、集中と切換え、そしてバランス感覚が大事です。スクール・ライフ・バランスを考えましょう。前にも述べたことがありますが、私は「勉強の本当の意味とはちょっと無理して努力しよう。ちょっと無理して楽しむことは楽しもう。」ということかなと考えています。今日という日を元気に過ごせることはありがたいことです。
ところで私は今夏に向けての実践として、臨時講習「コチョ(校長)ザップ日本史(40周年記念サマースクール)」の準備をし始めました。夏季休業期間に早朝講習会を開催しようというわけです(予告を入学選抜合格発表の時などにも使う校舎壁面設置「掲示板」に示しました)。さらに合唱コンに向けて発声練習もやっています。校長としての仕事に加え、これらのことをするのは「ちょっとの無理」であり「ちょっとの楽しみ」です。それでも皆さんに語り掛けたことの実践として自ら取り組み、今日という日を喜んで生きていきたいと考えています。