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東京都立東大和南高等学校

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2024/02/28 南の風景

「総合的な探究の時間」の成果共有会を実施しました

2月28日(水)5~6時限目、39期生(現2学年)による本年度「総合的な探究の時間」の成果共有会を実施しました。

去る2月14日(水)9会場、54グループで実施した成果発表会の講評で高い評価を受けた9つのグループを代表とし、その成果発表を学年で再度共有するという初の試みです。

プログラムは次の通りで、どの発表も各会場を代表する高度な内容のものばかりでした。

① 1班 3組 為替相場について

② 2班 3組 LGBTの人々の権利をどこまで認めるべきか

③ 3班 7組 若者の政治的関心

④ 4班 5組 お金持ちになるために

⑤ 5班 4組 自分に適した仕事を見つける力

⑥ 6班 5組 カレーについて

⑦ 7班 1組 日本人の自己肯定感

⑧ 8班 5組 校則のある意味とは

⑨ 9班 4組 日本の食と価格の高騰について

写真は、発表⑧の「校則のある意味」についての発表で、本校の校則についての生徒の意識や、校則そのものの性質、他校との比較などについて詳しく取材し、校則をなくした場合どんなことが起きるかという他校の事例や想定される事態について考察を行い、最後に自分たちにできることを考え、まとめるという深みのある発表でした。その他のグループも、テーマについて、取材し、資料を集め、考察し、まとめるという丁寧な手順を踏んだ発表で、聞きごたえのある内容となっていました。

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本校は「総合的な探究の時間」だけではなく、通常の授業でもペアワーク、グループプレゼンが盛んです。次の写真は、本日(2月28日)に2学年の英語の授業内で実施したAIの未来についてのグループプレゼンの様子です。発表が1日で2回重なってしまった生徒もいます。

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取材、観察、実験、考察、発表の手順は昨今の時代の流れの中でもひときわ重要視されている学習手順です。そのスキルは大学などの上級学校に進学した場合のみならず、社会人になってからも求められるものです。本校がグループ学習や発表指導に力をいれているのはそのためでもあります。

こうした学習活動を通し、生徒が様々なスキルや知識を身に着け、教養も深まることを我々教職員は祈念しています。