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2024/02/13 南の風景
南の風景(研究授業編)
久しぶりの「南の風景」の更新です。今回は、学年末を控えた研究授業の報告です。
今月上旬に実施された2年生の国語の授業風景をお届けします。
教材は芥川龍之介の「羅生門」で、どのような目的でどのように授業を行ったか、担当教諭に解説をお願いしました。
今回は、生徒の主体的学習を心掛けた授業を実施しました。近代の小説を学習するのは、言語文化では初めてです。授業で扱った「羅生門」(芥川龍之介)は、今昔物語集「羅城門の上層に登りて死人を見る盗人のこと」の翻案となります。
生徒は、今昔物語集を学習したのち、羅生門を読みました。二作品の比較から自分なりの主題を見出し、クラスメイトへの発表に臨みました。
考え出た主題は、十人十色。考えを述べるグループワークは盛況。
生徒も学習を通して、文学を扱う楽しさや答えの無い問いに向き合うことについて意識を向けることができていたと感じます。
(生徒の使用したワークシートです)
2月も中旬となり、学年末が見えてきました。2年生は次年度の進路決定に向けて、1年生は進級を目指し、各々学習に励む日々が続いています。次回は3月の校内の様子をお届けします。