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東京都立東大和南高等学校

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2024/02/13 皆さんよろしゅうございますか?

 「皆さんよろしゅうございますか?」2月14日号

最後の粘りの大切さに見る克己心~国公立大学後期日程受験という選択~

 

 皆さんよろしゅうございますか?校長川瀬です。令和5年度も終盤戦に突入します。大学受験と卒業そして進級、全校生徒にとって最後の粘りの大切さが問われる時です。

 2月中下旬と言えば、38期生は青学・早慶上理など私大本命(第一志望)で勝負している人たちがまだまだいます。数はけして多いとは言えませんが、国公立大学後期日程も受験するという選択をした人たちがいます。枠が狭いとか、共通テストで高い得点が求められるとかのリスクも少なくありませんが、後期試験は、前期で合格し入学手続きをとるとそもそも合格できません。それに後期試験の前に「納得できる私大」に受かれば、後期の国公立大でなくそちらへ進学するので、後期試験は受験しません。したがって、後期は、事前に発行されている受験番号分の人数よりも実際に会場に行く受験生が減ります。そんな中にあって諸条件を総合的に考え、後期日程を選択し、3月の卒業式後まで最後の粘りを続けるあなたに、エールを送ります。第一志望をあきらめないで勝負を続けるあなたは、きっと納得のいく人生を歩むことができます。

 第一志望をあきらめない心こそ、克己心(こっきのこころ)に違いありません。人から言われても自分で決意しなければ、人は変わることができません弱い自分に打ち勝つ克己心は、3年間のHYM/ミナミ生活によって3つの勝負を続けることで培われたのです。授業で、教養で、部活で勝負!の掛け声のもと頑張り抜き、自習室・自習コーナーで朝学習・放課後学習を励んできたからこそ、今があるのです。そして「誰が選んでくれたのでもない自分で決めた道を進む生徒たちはHYM/ミナミの誇りです。

 校長川瀬は、38期生(令和6年3月卒業予定生徒)のあとに続く、39期生(次年度新3年)、40期生(次年度新2年)も着実に克己心を育み、きたるべき学年末考査や3学期末提出物で大きな成果を見せるものと期待しています。

 

※次号皆さんよろしゅうございますか?(本年度最終号)は3月8日(金)に発行予定です。