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東京都立東大和南高等学校

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2024/01/09 皆さんよろしゅうございますか?

當辰歳(あたるたつどし)に!

令和6年1月10日号

 

當辰歳(あたるたつどし)に!

創立40周年記念事業への期待と願い

 

    皆様ごきげんよう。校長川瀬です。新しい年となりました。干支は甲辰(きのえたつ)年。この一年もどうぞよろしくお願いいたします。

 本校は今年(2024年)4月には第41期生を迎え、創立40周年を祝う年度(令和6年度)を始めます。40周年の節目を記念し祝賀することをきっかけに、HYM/ミナミが昇竜の勢いで成長し、開校以来の教育目標である「克己、友愛、創造の心を培う」に向けた努力が大いなる成果をあげ、大きく當(あたる)年となることを期待します。すでに、30周年から今日までの10年間の記録を整理し記念誌にまとめる編集作業がはじまっています。39・40・41期生の皆さんには開校記念日に創立記念式典を挙行する計画もあります。合唱コンクールや楠翔祭(文化祭・体育祭)も40周年記念ということで、これまでの伝統をしっかりと引き継ぎながらも新しい試みにチャレンジし、50周年へ向けての次の10年に夢や期待がもてる学校行事とすることができたら素晴らしいと思います。

 さて、そうした祝賀記念の年度に先立ち、いま、この3学期をどう仕上げるかが問題です。38期生が着実に見せている「最後の粘り」に学び、39・40期生がしっかりと伝統を引き継ぐには、授業、教養、部活の3つの勝負における「勉強」が必要です。言い換えるとHYM/ミナミの仲間たちには「少し無理をする頑張り」が求められると考えます。現代中国語の辞典を引くと「勉強」の項目に「無理をする」という解釈が載せられているものがあり、なるほどと思うことがあります。ただし大きな無理をしても先々へ続きませんから、結局は成果に結びつかずに終わりかねない。そこで川瀬としては「ちょっと無理をしよう」とか「少し頑張ろう」とかいうことを、「続ける努力」をしてみないかと提案します。40周年に差し掛かろうとするいま、ちょっと無理して勉強し、その少しの頑張りを続けてみませんか?