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2023/08/03 南の風景
真夏の南の風景
8月になりました。夏真っ盛りの夏季休業期間にも関わらず、今日も校舎の内外は登校した生徒であふれています。
自習室では、午前10時半の段階で空席がたった3席という盛況ぶり。ほとんど3年生で、受験の天王山の夏休みを日々勉強で過ごしています。夕方まで人影が絶えることはありませんでした。進路室の前には「面談中」の札が毎日のように掲げられるようになりました。
教室は、文化祭準備が始まり、どの部屋も段ボールや木材であふれています。とりわけ、最後の文化祭になる3年の教室では、多数の生徒が勉強の合間に準備を進めています。ある教室を覗くと、和気あいあいと机を合わせて作業をする一団あれば、ちょっと離れて勉強をする生徒、昼食を食べながら本を読んだり話し込んだりする生徒など、一見混沌とした活気に満ちています。
部活動や文化祭の準備などと並行して、講習や補習も連日行われています。3年生の教室では、日本史と政治経済の講習が並んで行われていました。日本史は江戸時代、享保の改革について当時の将軍の出自や人となりについての雑談などを交えながら、基礎事項を生徒に語り掛けながら丁寧に確認しています。政治経済はスクリーンにポイントを投影し、結構難しい専門用語や事項の関連について講義をしていました。どの生徒も真剣にメモを取り、話を聞いています。
2年生の教室を覗いても、やはり文化祭準備と講習、補習で無人の教室を見つけることができませんでした。次の2枚は、理系や看護医療系志望の生徒に合わせた数学の講習です。2年生の講座なので3年に比べると少人数ですが、どの生徒も意欲が高く、丁寧な指導が行われていました。この学年も、次年度3年生に進級した時、多数の生徒が講習に参加することになるでしょう。
2年生ですので、部活の前後に文化祭準備という生徒ももちろんいます。左下の写真は、格技棟内で活動する踊り部の様子、右下は2年生のある教室。黒板には内装プランや役割分担がびっしり書いてあり、ベニヤや木材、段ボールなどが所せましと並んでいます。
以上、人の絶えない南の1日でした。