餞（はなむけ）の言葉～第37期生卒業を祝福して 3月11日号

第37期生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。第13代校長　川瀬です。

旅立ちのいま、明るい兆しが伺えます。新しい日常と呼ばれてきた感染症対策は次のステージにうつり、もうすぐ誰もがマスクを外し笑顔で挨拶を交わす毎日がやってきます。

困難・驚き・とまどい・苦労を乗り越え、一人一人の将来を見据え、目標に向かってコツコツと学び続けた、ひたむきな青春の姿は立派でした。あれやこれや手に入らぬことの不平を言うのではなく、希望を抱いて着実に歩み、自分がなりたい姿を目指し続け、ある人は部活動で活躍し、関東大会やインターハイまで出場した人もあり、多くの人が第一志望合格の栄冠を取得しました。コロナに負けず、夢を形にして実現したのです。そうする中で、皆さんは心の苦しみを癒し、安らかで楽しい生き方をどのように創造するのかと深く考えるようになりました。このように深く考えることこそ、複雑で多様になった社会を生き抜くのに必要な力です。すべてを止めてしまった感染症の猛威から立ち上がる中で、学び合い、オンライン学習機器をも駆使して対話を重ね、進学先やこれからの多様な社会を生き抜くのに必要なアカデミック・スキルの基礎も身に付けたのです。

第37期生の皆さん、HYMで身に付けた力を基盤として、幸せな人生を築きあげましょう。皆さん自身はもちろん、ご家族も友人もご一緒に本当にたのしく幸せな人生をおくることのできる社会を、みんなで一緒に創り続けようではありませんか。

卒業生入場です

卒業証書授与

在校生の送辞に耳を傾けます

卒業生の答辞

３７期の皆さん、卒業おめでとうございます！