HYMミナミ生は総合的英語力を伸ばし、英語で学ぶ大学生を目指し始めました

第13代校長　川瀬　徹

　ミナミの新しい魅力は総合的な英語力を伸ばし、英語で学ぶ大学生へとなる人材を育てることです。つまり英語4技能を高校生として最大限成長させるために、GTECやTEAPあるいは実用英語検定試験（略称；英検）などの英語4技能試験受験を推奨したり、東京都の体験型英語学習施設（TGG）を活用したりしてネイティブと英語を楽しむばかりでなく、日本国内の大学に来ている留学生と国際交流をしながら語学体験を積む機会も設けております。こうして養った総合的英語力は国公立大学や難関私立大学進学への道を太く大きなものへとしています。

　たとえば現在、英検利用を一般入試で使用できる国公立大学は20大学以上あります。その中で英検2級を利用できるのは、茨城大学、千葉大学、東京海洋大学、金沢大学、大阪教育大学、山口大学、九州大学、九州工業大学、佐賀大学、宮崎大学、兵庫県立大学、尾道私立大学などです。私立でも明治大学経営学部では2級合格で英検スコアが1,980以上の場合、英語の得点を120点に換算します。同じく明治大学国際日本学部では2級合格で英検スコアが2,088以上の場合に英語（配点200点）の得点を180点に換算します。また中央大学経済学部では出願資格：英検スコア1,728以上（英検2級以上）です。法政大学社会学部や経営学部そして人間環境学部・キャリアデザイン学部・スポーツ健康学部・デザイン工学部・理工学部でも出願資格：2級以上としています。このように英語外部検定入試（外検入試）は拡大しており、2024年度には共通テストに外検を導入する計画が進行中です。

　こうした動きも見据えて、今年度（令和4年度・2022年度）から東京都教育委員会は小中学校で身に付けた英語によるコミュニケーション能力を高校でさらに向上させるため、小・中・高で一貫した英語教育を進めています。それだから今年の都公立中学校3年生の皆さんからESAT-J（中学校英語スピーキングテスト)を実施するのです。このたびの高校受検生の皆さんはこのビッグチャンスに遭遇したのです。

　さあ、受検生の皆さん。あなたが総合的英語力を伸ばし続けるために、HYMミナミ高生となりませんか。ミナミは都立高校共通問題で受検できる普通の高校です。ミナミに入るには独自入試問題の準備はいりません。オール5である必要もありません。普通の成績の普通の中学校3年生が入学し、英語で学ぶ大学生になろうと目指す高校です。第13代校長川瀬が、やる気がある元気なあなたを待っています。