校章

東京都立東大和南高等学校

ニュース

2022/08/30 受検生の方へ

高校と大学を合わせた7年間をイメージしましょう

 

受検生と保護者の皆様へ

 高校と大学を合わせた7年間をイメージしましょう                 

                                                                      学校長 川瀬 徹

 高校進学に向けて準備をはじめた受検生と保護者の皆様、ぜひ、高校とそれに接続する大学との合計7年間の成果を人生にどう生かせるかをイメージし始めてください。今や日本全国の高校生のうち大学受験をする人が多数派です。もちろん本校在校生のほとんどすべてが大学受験予定者です。大学入学者選抜は7年間の中間に設定されたひとつの分岐点であり、各自の努力の結果や適性を測定し次へとつなげていく通過点です。


 高校は前半3年間です。大学での後半4年間でより大きく、より自分らしい成長を遂げるための準備をするのが高校の3年間です。そこで本校では休業期間等にオープンキャンパスに行くことを生徒に勧めていますし、大学模擬授業を実施したり、校外学習で大学訪問をしたり、あるいは進路講演をきいたりと様々な行事も実施しています。現在、本校ではこうしたキャリア学習・進路学習に加え、国際交流事業の充実を推進しています。例えば専門研究のために海外から日本国内の大学へ留学してきている学生さん(留学生の皆さん)を本校へお招きして交流イベントを実施する企画や留学生といっしょに行動する修学旅行も計画しています。これらは、他者と向き合うことで、生徒の視野を広げたいという願いですすめているものです。

 満14歳とかあるいは満15歳とかのいま、成長して大学生活をしている自分のことをあれこれとイメージしてみるというのは夢ある行為だと思いませんか。成長した将来の自分の姿を思い浮かべてみてください。大学には楽しいサークル活動やキャンパスライフとともに専門の研究分野があります。目先の高校入試を考えるのと違い、まだ時間がありますから「夢や理想」とか「期待」とかも描いてみてください。その「夢や理想」や「期待」の実現方法は本校へ入学されたら、学級担任や部活動顧問あるいは進路部の教員など多くの職員がいっしょに考えさせていただくことができます。学校側と生徒・保護者との二者面談や三者面談も随時に設けられています。

 いかがでしょうか。「将来の大きな夢や理想に続く道」と考えれば、高校入試もまた楽しいとは思いませんか。前途有望、このさきに幸せな人生があります。