2022/07/04 皆さんよろしゅうございますか？

　「皆さんよろしゅうございますか？」７月４日号 　　合唱コンクールと推薦・総合型説明会を振り返る（校長もポートフォーリオ）

「皆さんよろしゅうございますか？」７月４日号

　　合唱コンクールと推薦・総合型説明会を振り返る（校長もポートフォーリオ）

皆さんよろしゅうございますか？校長川瀬です。もうすぐ七夕、あなたは星に願いをするとしたら、何を叶えて欲しいと考えるでしょうか。

今日は6月の出来事を振り返り、「生徒全員の青春が」充実することを願い、私もポートフォーリオに挑戦します。

まず何といっても6月9日の合唱コンクールはミナミの歴史に遺る行事でした。感染症の影響により

2年間以上実施がままならなかった行事が、幾多の困難を乗り越え実行委員をはじめ生徒の努力と教職員の支援そして保護者の皆様のご理解ご協力で、息を吹き返したということは特筆すべきことです。

PCR検査キットによる事前検査、疑陽性の人の医療機関における陰性確認などの苦労もありました。マスク姿でステージに立った在校生は今までにない歌い方に挑戦したのです。あらたな課題として、従前のフォルテやフォルテッシモを生かした歌い方ではなく、ピアニッシモを生かした歌い方を開発する必要性も指摘されました。来年この課題をどう乗り越えるかが楽しみです。入場制限や検温・消毒にご協力いただいた保護者の皆様、ありがとうございます。また整列指示に活躍されたPTAの皆様に厚く御礼申し上げます。なおこの行事を通して鑑賞のマナーや公共機関を利用するルールについて学び直したことも忘れられません。

　そして6月22日実施の3学年対象；推薦・総合型選抜説明会。大学入試には一般選抜のほかに総合型選抜・学校推薦型選抜等がありますが、任意参加の会に視聴覚室がほぼ満席になる出席があったことは驚きでした。リスクマネジメントのために利用可能性はわずかでも慎重を期して参加した生徒もあったことと思います。校長の推薦が必要な学校長推薦型選抜と異なり、総合型選抜は出願条件を満たしていれば誰でも応募できますが体験授業や学校独自の選抜方法があって、不合格となった時に一般受験の準備を始めようとしても時間が不足することになりかねません。自分の力が活かせる入試はどの方法かについて判断を誤らないよう、しっかりと考えて欲しいものです。どの方法をとるとしても第一志望を大切にし。希望実現へ向けて邁進して欲しいと強く願います。そして、夏季補習における多くの講座開講をはじめ、一般受験対策も充実させている熱心な教職員の応援もぜひ活かしてみてください。3年生の後ろ姿に学ぶ2年生・1年生には、1年後・2年後のために今何をするかを考えることを求めます。オープンキャンパスの受け入れも増えていますから、「論より証拠・実際に見に行ってみて視野を広げる」という人もあるかもしれません。「関心をもった分野の書籍をじっくりと読んでみよう」というのも一つの在り方です。もちろん2・1学年向け夏季講習へ参加するという人は大勢いるでしょう。

1学期始業式に私は「青春とは何だ」という問いを発信しています。校長室へ自分の答をきかせに来てくれている人もいますが、合唱コンクールのステージでの姿や推薦・総合型選抜説明会での姿もその答えを態度で示すものだと受け止めています。6月もまた青春満載のミナミの毎日でありました。