新人デビューは優秀賞受賞!そして、新しいゲストが来てくれました。
2025/06/17
新人デビューは優秀賞受賞!そして、新しいゲストが来てくれました。
6月15日(月)北多摩地区新人デビューフェスティバルに参加してきました。
当日は15校が参加し、本校は15校目の出場となりました。1校10分程度のミニ発表が中心の交流発表会ですので気楽な内容の笑劇が多く、生徒たちは大いに楽しんでいました。
本校の発表は、1年生が台本を書き、正味2週間ほどで仕上げました。直前まで顧問も全貌がわからないまま当日を迎えたのですが、いきなり幽霊が現れるは、忍者が登場してその場で逮捕されるは、唐突にエプロン姿のお母さんがラップバトルに乱入するは、とにかく目まぐるしい展開で、あっという間に12分が過ぎてしまいました。
生徒たちも初めてのフェスティバルを楽しむことができたようで、終了後、いただいだ賞状を満足げに持ち帰りました。
6月16日(月)反省会を行い、アンケートを見ながら、部としての課題を確認しました。
そして、同日から新しいゲストを演劇部にお迎えしました。それは、ロシア語の女性講師です。その方は、サンクト・ペテルブルグ出身の東京大学に生物学を学びに滞在している訪日3年目の方です。今年度、東京都の部活動支援事業の一つとして、外国語指導員の派遣校に本校演劇部が指定された経緯があってのご縁です。本校は演劇の伝統が長いロシアの留学生を迎え、自己紹介に始まり、初めてロシア語に触れる交流体験を行いました。
準備したロシア語の自己紹介の挨拶文をたどたどしく読み上げ、交流が始まります。
そのあとは各々日本語や英語を交えながらやりとりしましたが、最初はなかなか苦労していました。黒板に各自の名前をローマ字書きし、それをキリル文字のブロック体と筆記体に変換してもらうと、自分の名前がこんな風に変わるのかと生徒も驚きつつ、楽しそうに写真を撮ったり、中には質問を翻訳ソフトでロシア語に変換して話しかける策士もおり、短い時間でしたか、生徒は楽しんでくれたようです。
最後に、普段の活動としてどんなことをやっているか、発声の基礎練習にも参加してもらいました。やや内気でおとなしめに見えた生徒たちが大きな声で発声を始めたのを目の当たりにし、指導員の方も「スゴイ!」と驚いていました。向こう半年間、楽しく交流できそうです。生徒には、都からの予算で購入したいくつかのテキストを見せ、一人1冊持ち帰らせました。興味をもって勉強してくれる生徒が出てくれることを願っています。
さて、今後は秋の秋季コンクール(地区大会)の準備に本格的に入ります。脚本が決まり、本格的な準備に入った段階でまた活動報告をいたします。