校章

東京都立晴海総合高等学校

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学校からのメッセージ

校舎の写真

校長あいさつ

校長 佐藤 信孝の写真
校長 佐藤 信孝

 初めまして、本年4月1日に着任いたしました。学校長の佐藤信孝です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
1996年に都立高校初の全日制総合学科高校して開校した本校も、来年2025年には創立30周年を迎えます。東京都の総合学科のパイオニアとして歴史を刻み、総合学科のフラッグシップとしてますますの発展・進化を目指します。
 21世紀に入り、学びのスタイルや、学力観というものは世界的に大きく変貌を遂げています。新しい知識基盤社会において、Society 5.0では先進テクノロジーをさらに駆使し、Society 4.0(情報社会)の課題を解決していくことを目指しています。しかしながら、人間にとって最も必要な「生きるために不可欠な力」は不変のものです。「思考力・判断力・表現力」「学びに向かう力」「生きる力」に代表されるこれらの力の育成は、総合学科が設立当初からその育成を目指してきたことであり、本校開学以降も総合学科が次々に設立され、社会から評価とご支持を頂いております。学齢人口が減少する中にあっても、総合学科の学校数・生徒数が増加して参りましたことは大変に光栄なことです。
 本校においては、生徒一人ひとりの興味・関心や進路希望に基づき、多様な選択科目から「自らが時間割を編成」して学べるようにしています。「産業社会と人間」をはじめとしたキャリア教育を重視し、生徒が、自己を知り・社会を知り・世界を知ることにより、自分の将来のあり方・生き方を考え、自ら進路選択を果たせるよう指導・支援しています。
 また、「情報システム」「国際ビジネス」「語学コミュニケーション」「芸術・文化」「自然科学」「社会・経済」などの多様な教育の他、自主・自立・自治の精神のもとに体育祭・文化祭等の各種行事や多様な部活動、奉仕体験・防災訓練等も盛んに展開され、学力と個性の伸長に加えて、思いやりのある心や社会に貢献できる力も養っています。
 優れた意匠のもとに建築された校舎に、講堂、図書館、室内プール、弓道場、アゴラ等、都立校随一の施設・設備を備えた恵まれた学習環境のもと、夢と希望に満ち溢れた高校生活を実現しています。
 中学生の皆さんは、大海に向かって人生の航路を切り拓く「晴海総合高校」に是非お越しください。
 生徒が「入学してよかった」、保護者が「進学させてよかった」、そして卒業を迎える時、「この学校でよかった」とだれもが胸を張って言える学校、地域の方々と融和した魅力ある学校を目指して参ります。本校の教育活動へのご理解とご支援をお願い申し上げます。
 前任の世田谷総合高校で書かせていただいておりました「校長屋敷」はここ晴海総合へお引越しをさせていただきました。新たに校長私信として皆様に学校の様子などをお伝えさせていただければと存じます。
 何卒よろしくお願い申し上げます。