
校長あいさつ

校長 佐藤 信孝
学校長の佐藤信孝です。晴海総合着任3年目となります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
昨年は創立30周年の記念の年となりました。式典でのメインイベントとして、社会で活躍する卒業生7名が「決断ともくろみ」と題して、総合学科である晴海を卒業し現在に至るまでを振り返り、また互いの価値観を語り合って在校生にメッセージを発信する形式のパネルディスカッションを行いました。在校生にとっては、自分たちの未来が少しずつ見えてくるような、そして先輩たちの後に続こうという気持ちを奮い立たせるイベントであったことと私は思っています。
さて、新年度2026が始まりました。この2026初日の4月1日、フランス共和国 マクロン大統領令夫人 ブリジット マクロン様が晴海総合に来校されました。滞在予定時間を大きく超えて生徒や職員と交流され、本校での選択授業や部活動を中心に、様々な活動を体験されました。本校への滞在に関しまして、大統領夫人からは大変気持ちの込められた謝辞を自ら記していただいた色紙も頂戴しております。近日中に「校長屋敷」にて皆様に公開させていただきます。
夫人の社会貢献活動や、学校教育に対する情熱の高さは世界的に知られているところです。今回の晴海総合訪問は、ごく静かで自然な形の交流を、というご希望に沿った形で実施させていただきましたので日本国内ではあまり報道されることはありませんでしたが、本国フランスでは非常に影響力のあるメディアで大きく取り上げられています。以下のURLからご覧ください。
グローバル人材の育成を目指し、国際交流活動に注力することを学校の大きな特徴として位置付けている晴海総合高校にとっては大きな名誉であり、本年2026年度をこのような大イベントからスタートできたことを大変に幸先の良いありがたいことだと受け止めています。昨年度もアメリカ合衆国を中心に多くの短期留学生を受け入れ、またこの3月末にはモンサンミッシェル近郊のサンマロでのリマン高校との交流を中心としたフランス研修旅行を無事終えたところでもあります。
さて、これからの晴海総合高校では、新しい学びのスタイルや、学力観をどんどん追求していきます。しかし同時に、「学ぶべきことはしっかり学ぶ」という、学習の原点に立ち返り、これをあらためて学校全体で共有し、学校で最も大切な「授業」の質を高めることに注力していきます。
社会生活を十全に愉しみ、かつ社会貢献できる社会の一員として健全に成長していくために、体得すべき「生きる力」は不変のものと考えます。「思考力・判断力・表現力」「学びに向かう力」「生きる力」に代表されるこれらの力の育成は、総合学科が設立当初からその育成を目指してきたところであり、今後も一層注力すべきものと考えます。
本校では、生徒一人ひとりの興味・関心や進路希望に基づき、多様な選択科目から「自らが時間割を編成」し学べる仕組みを用意しています。「産業社会と人間」をはじめとしたキャリア教育を重視し、生徒が、自己を知り・社会を知り・世界を知ることにより、自分の将来のあり方・生き方を考え、自ら進路選択を果たせるよう指導・支援してまいります。
また本校のキャッチフレーズである「大切なことに気がつける場所-------晴海総合」であるために「気づき」の場面やチャンスをすべての教育活動において、より意識的に創出していく所存です。
中学生の皆さん、大きな夢を持って人生の大海に出港する準備をぜひ、この「晴海総合高校」で整えください。
生徒が「入学してよかった」、保護者が「入学させてよかった」、そして卒業を迎える時、「この学校を卒業できてよかった」と胸を張って言える学校を目指してまいります。本校の教育活動へのご理解とご支援をお願い申し上げます。
今年度もまた校長私信としての「校長屋敷」を通じて皆様に学校の様子などを不定期ではありますがお伝えさせていただければと存じます。
本年度も何卒よろしくお願い申し上げます。
東京都立晴海総合高等学校 第十一代校長
佐藤 信孝