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東京都立福生高等学校

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2022/12/21 授業・行事

【今日の福生】鳥の飛翔

 鳥の飛翔と折り紙

12月20日更新

今日の生物の授業では、鳥が飛べる仕組みを学習しました。

飛行機にジェットエンジンと羽があるように、鳥にもそのような働きの仕組みがあります。

推進力は飛行機はエンジン、鳥は風切り羽です。

鳥の先端の羽は、軸がずれています。

そのことによって、羽をあげるときには羽が下を向きます。羽を下げると向きは上を向きますが、隣の羽が上がるのを押さえます。

何枚かある風切り羽が、同時に羽をおさえることで、抵抗ができて下に空気を叩きつけます。これが推進力になるのです。

図5

揚力(浮く力)は、内側の羽が担当します。

羽を広げて羽ばたくと、推進力が生まれ、翼の原理で揚力が生まれます。

白鳥が飛ぶときを思い浮かべてください。バタバタと水面を切り、スピードがでてくると浮き上がります。

すると、羽ばたきは弱くなり、前に進むようになります。これが揚力が生まれた証です。

今度鳥を見たら、羽ばたきと羽を広げている様子を観察してみてください。

 

これらの原理を学び、今日は折り紙で鳥を作成しました。

図4

図6