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東京都立福生高等学校

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2022/11/11 授業・行事

1年化学基礎の実験 化学反応の量的関係

1年化学基礎の実験 化学反応の量的関係

炭酸水素ナトリウムNaHCO₃1.0g 1.5g 2.0g 2.5gをそれぞれ十分加熱し、以下の反応を十分進行させる。

2NaHCO₃ → Na₂CO₃ + H₂O + CO₂ この時H₂OとCO₂は空気中に飛散するので炭酸ナトリウムNa₂CO₃だけ残る、

加熱後に再度質量を測定し、残った炭酸ナトリウムNa₂CO₃の質量(g)を出す。

これをすべて物質量(㏖)に変換し、質量(g)と物質量(g)について

炭酸水素ナトリウムと炭酸ナトリウムとの関係グラフをつくるという実験。

化学反応式の係数はいったい何を表しているのかを実験で調べるというもの。

 

と、上の文章を見るだけでは、な~んか難しそうですが、

使っている道具と試薬はなんと100円ショップとスーパーマーケットで購入!

アルミのお皿はキャンプ用のアルミ製タコ焼きプレートを切り分けたもの。

鉄板は200円のスキレット、炭酸水素ナトリウムはスーパーマーケットにあったお掃除用重曹!

化学実験って別に専用の器具を使わなくっても、工夫次第で身近なものでできてしまうのです。

家庭用ガスコンロでできますので、ご家庭でもやってみては?

でもさすがに精密電子天秤は家庭にはありませんね。

地道な内容の実験ではありますが、生徒はなかなか楽しそうでした。

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