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東京都立府中西高等学校

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市民大会 個人戦 報告

2025/10/28

 

個人戦

 10月19日(日)に府中市民大会個人戦に参加しました。
 中間考査期間中ということもあり、部員1名と顧問という異色のペアで参加しました。普段は見られないペアでの参加でしたが、試合をするからには勝ちにこだわり、そしてテニスを楽しむことを大切に試合をしました。
 
 予選は3ペアによる総当たり戦。初戦は、府中クラブとの対戦でした。1ゲーム目はレシーブから始まり、2本連続失点というゲーム展開。ここから、1ポイントを大切に力まず丁寧なテニスで3ポイントを連続で得点し、3-2とリードしましたが、挽回されデュースに。丁寧かつ攻めの姿勢を忘れずに向かっていくもデュースが繰り返されましたが、4回目のデュースでポイントを連取することができ、8-6で1ゲーム目を取りました。前衛がフォアボレー、バックボレー、スマッシュをそれぞれ決め、もつれる展開とはなりましたが、流れを作ることができました。2ゲーム目は、ファーストサーブをしっかりと入れていき1ポイント目を先取しました。しかし1ゲーム目と同様にもつれる展開となり、デュースへ。厳しいコースを狙われても諦めずにボールを追いかけ、バックハンドで返球をしてポイントを取り、前衛のボレーなどでポイントを重ねていきますが、後衛のストロークが白帯に当たるなどのミスがあり、6-8で取られてしまいました。3ゲーム目は2ポイントを連取されましたが、4ポイント連続で得点し、ゲームカウント2-1。この流れを生かしたい場面でしたが、シーソーゲームとなりファイナルゲームへ。6ゲームが終了した段階で前衛のボレー、スマッシュでの得点が数多くあったので、前衛が得点できるゲーム展開を意識して、後衛の深いストロークから前衛によるボレーやスマッシュでの得点を重ね、5-0に。集中を切らさず1ポイント1ポイントを丁寧に打っていき、7-2でファイナルゲームを取りました。
 4-3で府中クラブに勝利。
 
 予選2試合目は、東芝町との対戦でした。初戦はもつれる展開でしたが、足を動かし、ラケットをしっかり振れていたので、良いイメージを持って試合に入ることができました。この試合は、サーブから始まる試合でした。サーブをしっかりと入れることで流れを作ることができ、4-1で1ゲーム目を取りました。2ゲーム目はレシーブを攻めることができ、流れを維持したまま、ボレー、スマッシュでのポイントを重ね4-0で取りました。3ゲーム目は、1ポイント目を取られてしまい3-3のデュースの展開に。しかし、声を掛け合って落ち着いたプレーができ、5-3でゲームを取ることができました。最後まで落ち着いてプレーすることができ、4-1で4ゲーム目を取りました。
 4-0で東芝町に勝利。
 
 予選を1位で通過し、Aリーグの1位ペアとの対戦が決まりました。府中西高校として、市民大会で初の予選突破。
 
 決勝戦はAリーグ1位となった府中クラブとの対戦。小雨が降る中の試合となりましたが、しっかり足を動かしラケットを振っていく、強気のテニスをすることを大切に、試合に入りました。レシーブから始まった1ゲーム目、強烈なサーブが入りましたが、強気の姿勢でレシーブを打ち、相手のミスを誘い1ポイント目を先取。2ポイント目は失点しましたが、前衛のボレーで流れをつかみ、4-1でゲームを取りました。2ゲーム目はサーブで攻めていきますが1-3とリードされ、1ポイントを返すも2-4で取られ、ゲームカウント1-1。3ゲーム目は、先取されましたが、積極的なストロークで攻めることができ、また前衛のボレーも決まり4-2でゲームカウント2-1。府中西高校の流れとなった4ゲーム目。サーブで攻めましたが、対戦相手も丁寧かつ攻めの姿勢でテニスを行い、一進一退の展開に。3-3のデュースとなりましたが、3-5で取られてしまいました。5ゲーム目は、気持ちを切り替えることができず0-4で取られてしまい、ゲームカウントは2-3に。試合前からの小雨が続く中、サーブで攻めていき、前衛のボレーも決まり2-0とリードするも対戦相手も粘り強いテニスを見せ、2-2と緊張感の高まる展開。1ポイントを取り3-2とリードしましたが、追いつかれデュースに。1ポイントを取り有利となりましたが、決めきることができずに再びデュース。6ゲーム目を取ってファイナルゲームに持ち込みたい場面で後衛のサーブ。強気のサーブがダブルフォールトとなり、対戦相手のマッチポイントに。挽回をして再度デュースに持ち込むため、攻めのサーブを打ちましたが、ダブルフォールトとなり、ゲームセット。2-4で敗退。
 
 府中西高校は市民大会に毎年参加し、普段は対戦しない社会人の方々と試合をして、社会人の強さを実感するとともに多くの学びを得ていますが、今年は初めて予選を突破し、決勝に進出することができました。決勝で負けて悔しい思いもありますが、またひとつ貴重な経験ができた大会でもありました。この経験を次の高体連につなげ、上位大会に出場できるように頑張りたいと思います。
 
 
市民大会(個人)