校章

東京都立府中西高等学校

選手権予選 ~2回戦~

2023/09/26

サッカー部は9月10日(日)に立教池袋高校との選手権2回戦に臨みました。

5月のインターハイ予選ではチームにとって数年ぶりとなるブロック決勝に進出し、それ以来「都大会」出場という

目標が自然とチームの中で芽生えてきました。2回戦を勝ち上がると次はブロック決勝、そして勝ち残ることができれば、2次予選への出場権を獲得できます。インターハイ予選での経験で、選手たちも2次予選へ進出することが現実的な目標になったはずです。

 

しかし、夏休み中に行えた1回戦とは異なり、府中西高校は陽光祭ウィークに突入し、2回戦の日程が陽光祭の二日目に被ってしまい、コンディションやチームの雰囲気を上げていくことが非常に困難な状況でした。しかし、3年生を中心に雰囲気をつくり上げ、時に厳しい言葉でチームを鼓舞する選手たちも多くいました。ミーティングでも度々、大会期間中はとにかく「雰囲気」が大切だと伝えてきました。陽光祭1日目の後の前日練習に臨む選手たちの表情、そして練習の雰囲気を見て、気持ちを切り替えていることが伝わってくるとともに、本当にいいチームになってきたと感じることができました。

 

<スコア>

 府中西 0 ー 1 立教池袋

 

<戦評>

 試合序盤からフィジカルで勝る相手チームのセットプレー、そしてロングスローに苦戦しながらもDF・GKの気迫あふれる守備で何とか耐える厳しい時間が続く。徐々にボールを回すことができるようになり、チャンスを演出するも得点は奪えず前半終了。

 後半に入り、互いに積極的な攻めに転じるも両チームともに決定機を決めきれず後半アディショナルタイムへ。

相手ロングスローに何度も押し込まれながらも決死の守備。アディショナルタイム残り僅かのところで相手CKからゴール前の混戦の状況で押し込まれ失点。最後まであきらめず全員参加の攻撃を見せるも、最後は一歩及ばず試合終了。

 

<After The Game >

 PK戦がちらつく中、ラストワンプレーでの失点。けが人がでるなど非常に苦しい試合展開でありながら、最後の最後まで走りに抜いた府西イレブン。厳しい状況の中でも、ハーフタイムやクーリングブレイクの際に「楽しい」「すげーいい雰囲気」と笑顔で話す選手たちに府西サッカー部”らしさ”を感じました。試合後のミーティングでは3年生から言葉をもらいました。涙ながらも達成感であふれている彼ら、そして、その言葉を涙ながら聞く下級生を見て、改めてこのチームの一体感を感じることができました。

 3年生はこの大会をもってチームを巣立っていきます。

翌週から、新チームが始動しました。3年生の思いを受け継いで、一層いいチームできるよう精進してもらいたいと思います!

 3年生、本当にお疲れさまでした!そして、ありがとう!