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2022/09/09
「学んだ内容は、30分後に新たな理解をするための力となる!」 淵江高校”地学基礎”の授業スタイル
9月6日の4時間目、校舎3階の一角にある講義室では、生徒による
「宝石は、自然界ではどういうメカニズムでできるのか。そして、人々はなぜ宝石に魅了されるのか。」
についてのスピーチが行われていました。
2時間連続で行われるこの授業では、はじめに教科書を基にした講義や映像資料によって理解を深めます。
その後、学習内容に関する約2分間のスピーチ課題が生徒それぞれに出されます。
生徒は、約30分という短い作業時間の中で、初めて見る課題と学習内容との関係を理解し、
ICT機器で必要な情報を集め、原稿やスライドを作成し、スピーチに臨みます。
初見の課題に対して限られた時間でスピーチをまとめるのはとても難しく、4~5月ごろはスピーチがうまくいかないこともありましたが、
今では原稿をほとんど見ないでスピーチを行うことも多くなりました。
「学んだ内容を、30分後に新たな理解をするための力にする」
それが、淵江高校3学年の自由選択科目である地学基礎の授業スタイルです。