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2023/12/14 お知らせ
盲導犬ユーザーの方の講話がありました!
3年生の「人間と社会」の時間に盲導犬ユーザーの方と国立市ボランティアセンターの方をお招きし、視覚障害や盲導犬についての講話をしていただきました!
こちらは盲導犬のラブラドール・レトリーバーのルーちゃんです。
仕事中は常にパートナーのそばで待機しており、道を歩くときには障害物を教えてくれたり、段差の位置を示してくれたりすること、電車などでは空いている席も教えてくれること、ハーネスの着脱で仕事とプライベートとの切り替えをしていることを聞き、生徒たちからは驚きの声が上がっていました。盲導犬の予想以上の賢さに、「自分も負けないように頑張らないと」と声をもらす生徒もいました。
しかし盲導犬が道案内の全てをしてくれるわけではないので、盲導犬ユーザー自身も地図アプリの読み上げ機能を使って行き方を把握したり、横断歩道では車や歩行者の音を聞いて渡る判断をしたりといったことが必要なのだそうです。
お話を聞くほかには、点字の絵本に触れる体験や、以前作成した点字の名刺を講師の方に読んでもらい自己紹介をする活動も行いました。
最近はユニバーサルデザインのものが増えてきていますが、「ここは障害があると大変だな」と思う部分もまだまだたくさんあります。もし困っている方を見かけたら、ぜひ勇気を出して「何かお手伝いしましょうか」と話しかけてみてくださいね。