ニュース
2025/01/20 活動紹介
工作教室の2回目、そして「学び」についてを。
小学生向けの工作教室を、1月18日土曜日に開催しました。こちらは、12月14日に実施した工作教室と同じく、荒川区の青少年育成地区委員会と連携したものとなり、今回が2回目となります。
※ ちなみに前回の様子はこちらから。
今回の題材は、光るアクリル写真立て。ついでに名前のキーホルダーも作ってみました。
「人間と社会」という授業を知っていますか?
平成28年度から東京都が独自に実施している教科で、「よりよい生き方を主体的に選択し、行動する力や自らの価値観を高める姿勢を育成する」という趣旨で行われます。本校定時制では、3年生が履修をする教科です。
さて、彼らにとって、その「課題」とは何でしょうか?
本校の定時制を選んでくれた生徒は、それぞれに目指すべき目標があり、それに至るまでに乗り越えなければならない課題があります。同時に、どうやって乗り越えたらよいかわからず、右往左往することもしばしば。
今回、「人間と社会」という授業の一環で、3年生の生徒は全員参加となりました。普段、土日に仕事が入っている生徒にも、今回は無理を言いました。
当日を迎えるまでは、今までやったことのない状況を前に不安や不満の声を上げていましたが、それでも始まってしまえば、しっかりと小学生のアシストに回り、むしろ先生たちが驚愕するほどの活躍を見せていました。
結局のところ、どんな生徒にも秘めた能力があり、可能性がある。そのことが今回の工作教室で見えたのではないか。
この1年間で、彼ら彼女らが取り組んだ活動の成果。それがこの工作教室に現れました。そして、参加してくれた小学生が笑顔で帰っていったことが、彼らの何よりの評価なのではないかと思います。
自分たちが手掛けたもので、誰かが喜んでくれる。こんな機会は、なかなかないものです。
今回、工作教室にご協力いただいた関係各所の皆さん、荒川区子ども家庭部児童青少年課の担当者様、青少年地区委員会の皆様、大変お世話になりました。おかげでウチの生徒は、また一つ成長することができました。
【おまけ】
どうも工作教室の準備中に、隠し撮りされたようですw
通常勤務の合間を縫って、色々と準備を進めましたが、ようやく肩の荷が下りました。
ちなみに、アクリル写真立てはこんな感じに仕上がっています。