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2023/12/13 お知らせ

やまこうニュース(No.55) 令和5年度 「都立高校生の社会的・職業的自立支援教育プログラム事業」

本年度2回目となる自立支援プログラムは、NPO法人16歳の仕事塾が主催する「職業人へのインタビューワークショップ」を実施しました。このプログラムは、職業人から仕事の話を聴いた後、生徒がインタビューをすることで、自らの将来のヒントを得ると同時にインタビューの方法を理解するためのワークショップです。

5名の社会人講師と5名のファシリテーターを招き、1コマ目は社会人講師のお話を聞き、2コマ目は話を聞いた内容からグループで質問を考え、インタビューするという内容でした。

 

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身近な大人である家族や先生以外の社会人の方から話を聞く機会があまりないので、興味関心を持って聞いていました。

「話を聞くとき、社会に出てから大切なことはメモを取ることだよ!」と言われると、多くの生徒が話を聞きながらメモを取ろうとする様子が見られました。

 

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次に、一人3つ質問を考え、それを持ち寄ってグループでインタビューしたいことを絞り、インタビューアーを決めました。話を聞いて感心すること、勉強になったことはあるものの、いざ質問を考えるとなると少しハードルが上がり苦戦していました。興味のあることないことに関わらず、興味を持って話を聞き質問を考えるということで、コミュニケーションを取るために必要なスキルを向上させていったようでした。

 

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続いて、実際にインタビューを行う場面では、自分のエピソードや何でその事を尋ねたいのかなどを交えてインタビューしたり、答えていただいたことへの相槌や感想を述べたりたりして、質問内容以外の部分でも気を遣いながらインタビューすることができました。普段前に出るのが苦手な生徒も、前に出ることに挑戦する姿も見られ、2時間という短い時間で大きな成長を感じました。

 2年生は進路活動へと向かう時期に入りますが、今日の経験を活かして進路活動を進めて行きたいと多くの生徒が感想を述べていました。