理科実験その②（硫黄の同素体を作ろう！）

今回は1学年が化学基礎の授業において実験を行いました。

前回に続き、実験の流れと授業の様子をお伝えしていきます。

この実験では、硫黄の同素体である単斜硫黄とゴム状硫黄を作りました。

　化学の先生による実験説明

　単斜硫黄を作る様子

液状になるまで、タイミングを見計らって慎重に熱していきます。

中にはうまくいかない班もありましたが、先生の力を借りて再チャレンジ！

単斜硫黄の針状の結晶が確認できました。

　続いてゴム状硫黄を作る様子

今度は黒くなるまで熱した硫黄をビーカーの水の中に入れると、煙が立ち上り、教室の中は温泉街のような硫黄の匂いで満たされました。

最後には、できたゴム状硫黄を手で持ってちぎってみました。

どちらの場面でも、生徒たちは驚きの声を上げながら、興味津々の様子で盛り上がっていました。

　硫黄の各同素体の様子をしっかり見てスケッチ

各班が役割分担をし、協力をして作業を進めていた姿が印象的でした。

笑い声と驚きの声が飛び交う中で、楽しく、そしてしっかりと学びを深めることができた実験となりました。