校章

東京都立桜修館中等教育学校

学校からのメッセージ

校舎の写真

校長あいさつ

校長 石崎 規生

東京都立桜修館中等教育学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。
本校は、平成18(2006)年4月、東京都立大学附属高等学校を母体校として開校しました。校訓として「真理の探究」を掲げ、高い知性と広い視野、強い意志を育んでいます。また、「6年間の一貫した教育活動を通して、世界の中の日本人としてのアイデンティティをもって国際社会を担う人材を育成する」ことを教育方針とし、国際社会に貢献できる人材の育成を目指しています。

本校の特色ある教育活動として「論理を学ぶ」こと、すなわち、筋道立てて、文章や相手の話を理解し説明する力を養う、論理的な思考力を育てる教育活動があります。そのために、前期課程(中学生)の1年次から3年次まで学校設定科目「国語で論理を学ぶ」と「数学で論理を学ぶ」を設置しています。さらに、5年次になると、自らテーマを決めて研究を行い5000字の研究論文を執筆し、6年次ではその論文の要旨を英語でまとめるといった活動も行っています。

また、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語、ハングルから選択する第二外国語の学習、英語合宿やニュージーランド(オーストラリア)への語学研修(希望制)、アメリカリーダー養成研修(希望制)、海外修学旅行など、充実した国際理解教育も特色です。
学校行事や部活動では、生徒の主体的な活動を重視し、生徒自身が取り仕切る、クラスマッチ(体育祭)、記念祭(文化祭)、合唱コンクールの三大行事は学校全体で盛り上がり、「桜修館は団体戦」であることを実感することができます。そして、中等教育学校である本校の最大の特色の一つは、こうした活動を通して6年間を共に過ごし、一生付き合うことのできる仲間ができることです。

本校は、このような特色ある教育活動により、毎年高い進学実績を上げています。しかし、大学入学をゴールとするのではなく、将来国際社会に貢献できる人材を目指して、人間的にも成長することができる学校として、高い評価をいただいています。こうしたことは、府立高等学校、都立大学附属高等学校から引き継いだ自主自律の精神、目黒区八雲の恵まれた学習環境によるところも大きいと考えます。

今年度もホームページでは、本校の取組や生徒の様子をできるだけ多く、紹介していきます。また、学校公開行事や学校説明会等のご案内も掲載していきます。皆様には本校の特色ある教育活動をご覧いただき、少しでも本校に興味をお持ちになられた方は学校までお越しいただければ幸いです。お待ちしています。