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3月11日、4年生を対象に大学講話を実施しました。この行事は
・大学での授業や研究の一端に触れ、大学で学ぶことの面白さを知る。
・学問研究と社会との繋がりについて理解を深める。
・自分自身の進路についてより積極的に考える機会とする。
ということを目的とした、進路部主催の行事です。
今年度は、東京大学教養学部講師の宇野 健司先生をお招きして行いました。
宇野先生のゼミは東京大学でも人気のゼミで、ケース事例をもとに「問題発見」→「解決策」→「今日の教訓」という流れで意見交換して、優秀な仲間たちから刺激を受け、学びを共有するスタイルです。
授業では、コンビニの経営に関するケーススタディを扱いながら、グループディスカッションを行う意義や注意するポイントなどを実際の活動の中で学んでいきました。
自分の考えや問題の解決策を発表する場面では、先生の「全員挙手！」という掛け声のもと、全員が手を挙げ、指名された生徒はみな自分の考えを積極的に発表していました。
最後に、宇野先生からは「守破離」という言葉になぞらえて、「まずは高校で学ぶ内容をしっかり身につけること、そこから大学、社会人に進むにつれて自分の創意工夫をしていく」というお話や、「人格は一生かけて形成していくこと」といったお話をいただきました。
生徒たちからも、「自分には向いていない、と最初からあきらめるのではなく、チャレンジすることが大切だと思った」「まずは今目の前にある学校の勉強をしっかりやろうと思った」などの感想が出ました。
宇野先生、貴重なご講演をありがとうございました。