大泉を目指す皆さんへ
学校長 俵田 浩一
◇ ご挨拶
東京都立大泉高等学校附属中学校長の俵田浩一です。
本校は、昭和16年開校の東京都立大泉高等学校の附属中学校として、平成22年に開校し、今春は第15期生が入学しました。本校は、併設型の中高一貫教育校として6年間の一貫教育のもと、国際社会に貢献できるリーダーの育成を図っています。現在は、高等学校段階の募集がなくなり、中学校に入学した皆さんは6年間を同じメンバーで過ごすことになります。併設型の中高一貫教育校ですが、中等教育学校と同じように6年間を見通した教育活動を実施しています。令和6年度は、東京都教育委員会から「Global Education Network20」、「海外学校間交流推進校」と新たに「理数研究校」、「生成AI研究校」の指定を受け、4つの指定校になりました。
正門を入ると桜並木が続く広々とした敷地と人工芝のグラウンドを含む恵まれた施設の中で、都立中学校としてのメリットを最大限に活かし、探究活動と国際理解教育を柱に特色ある教育課程や充実した教育活動を展開しています。
本校の探究活動は、中学校から6年間を見通した系統的な探究活動(大泉ソーシャルイノベーションプログラム)を実施しています。中学校では、様々な分野で活躍する講師から直接話を聞く課題発掘セミナーや様々な行事、日常の授業を通して、探究活動の基礎を育てます。高等学校では、「探究と創造(QC)」の授業を通して、創造力の育成を目指しています。
また、国際理解教育では、国内語学研修や海外修学旅行の実施、オンライン英会話(中・高で3年間)の実施、ニュージーランド姉妹校との交流や希望者によるニュージーランド語学研修・オーストラリア語学研修の実施など様々な教育活動を展開しています。
また、体育祭や文化祭、合唱コンクール、OIZUMI AWARDなどの学校行事や部活動などでは、中学生と高校生が一緒に活動する機会を設けることで、様々な人と触れ合う機会を増やし、豊かな感性と人間性を育成しています。
大泉を目指す皆さん、皆さんの可能性を本校で伸ばしてみませんか。大泉高校学校附属中学校では、皆さんの夢を実現させるために熱意ある教職員と教育環境が整っています。志の高い皆さんのご入学を、心からお待ちしています。