軽音楽部
3年生 9名 2年生 6名 1年生 26名
軽音楽部では、音楽が好きな生徒たちが集まり、それぞれのバンドで演奏に取り組みながら、部活動として3年間の時間を共有しています。
うまくいって嬉しい日もあれば、思うようにいかず悔しい日もあります。
仲間に励まされたり、ぶつかって悩んだり、楽しくて笑ったり、涙が出るほど悔しかったり……。
そんな毎日の中で、少しずつ自分自身や周りとの関係に向き合いながら、一緒に成長していくのがこの部活です。
「音を合わせる」ことは、ただの技術ではなく、相手を思いやる心や信頼があってこそ。
バンドは一人じゃ成り立ちません。
活動を支えてくれている学校の先生方、先輩後輩、そして周囲の仲間の存在があって初めて、音楽が形になります。
本校は進学よりも就職する生徒が多く、社会に出ることを見据えた学びが日常にあります。
特に私たち食品サイエンス科では、食品を扱う人間としての礼節や清潔さ、責任感が求められます。
そういった姿勢は、実はバンド活動の中にも自然と表れます。
時間を守る、片づけをサボらない、誰かの負担を「誰かがやってくれること」と思わない――
こうした小さな行動の積み重ねが、演奏の質にも、チームとしての信頼にもつながっていきます。
大会や文化祭、校外での発表の場では、出演する人も応援する人も、部員全員が「軽音楽部」の一員として、一つのチームになれるように。
どんな結果でも、嬉しかったり悔しかったりをみんなで分かち合える、そんな部活でありたいと思っています。
そして、卒業する時には「音楽を通して出会えた仲間が宝物」と思えるような、
そんな3年間を生徒たちと一緒につくっていきたいと考えています。