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南多摩中等陸上競技部活動報告(H27年度)

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陸上部活動報告まとめ 

 

 

 

平成27年度陸上競技部活動報告

 

 

 

H28.04.01更新

2015年度日本陸上競技連盟U-19強化研修合宿
全国高等学校体育連盟陸上競技専門部強化合宿

3月25日~3月29日   広島県広島市 エディオンスタジアム

 全国は北海道から沖縄まで日本の高校生トップ選手たち279名が広島の地で強化合宿を実施しました。本校からも参加し、とても充実した5日間を過ごしました。韓国からも選手たちが参加し、酒井選手は韓国の選手と積極的に会話や幅跳びの練習メニューのやりとりをするなどアジアユースでの経験値を活かしていました。

 私は引率指導者として参加し、幅跳びの練習ではマーカーを用いたドリルを多く取り入れ、初日から導入した動きを最終日まで一貫して実施していました。その動きの基本の反復から、助走や踏切動作へとつなげていきました。技術的なこともそうですが、それ以上の選手同士が仲良く集中しながら練習している姿が印象に残りました。

 また3日目には400mHで世界陸上エドモントン大会・ヘルシンキ大会で銅メダルを獲得した為末大選手が世界で戦うための話をしてくれました。「マインドセット」「時間の有限性」「好きこそものの上手なれ」など為末選手が現役時代に多くの苦難を乗り越えてきたことを高校生たちに丁寧な言葉でわかりやすく伝えていました。

 4日目には白石鍼灸治療院の白石宏先生によるケアやトレーニングの方法を実演を交えて引率指導者に教えてくださいました。陸上だけでなく水泳の北島選手やテニス・柔道・アメフトなど多くの世界的アスリートのサポートに携わっていて熱意のこもったお話を聞かせていただきました。新スプリントや肉離れ、腰の痛みなどへの対処法や練習方法を学べたので、是非学校の選手たちに還元していけたらと思います。

 5日間で選手も指導者も多くのことを吸収できました。ここで得たものを岡山インターハイに向けて学校の練習に積極的に活かしていきます。

 4月2日・3日は高校生の支部春季競技会。岡山インターハイロードの幕開けです。

 

 

H28.03.25更新

卒業を迎えて

 南多摩中等教育学校陸上競技部第1期生が、この春卒業しました。6年間先輩や後輩、そして同期の仲間と大きな夢にチャレンジしてきました。今回、主将を務めた卒業生から後輩たちへのメッセージを載せさせていただきます。

 

「競技生活と受験を終えて」

 私は南多摩で陸上競技部に所属し、6年間競技生活を送らせて頂きました。

 中等6年時に11月東京都高校駅伝で引退するまでの間、陸上競技は私を大きく成長させてくれました。前期3年間は陸上「競技」をやっている、という意識はなく、なんとなく走り続けていた。意識が大きく変わったのは中等4年生から。初めて先輩を持って、高校の舞台で陸上「競技」をする先輩に憧れた。自分もそのような選手になりたいと強く思った。

 インターハイロードを勝ち進むのもいいと思ったが、私はそれよりも11月に行われる東京都駅伝に憧れた。昔から箱根駅伝を見続けていて、駅伝というスポーツが好きだったからだ。ただ、中等6年生の駅伝を走るということは引退が11月であり、受験勉強に本格的に打ち込めるのが11月3日からということでもあった。それでも私は都駅伝を中等6年生まで走り続けたかったので、後期生になってから毎日コツコツ勉強を積み上げていこう、と決意した。中等5年時いは部長を務めたのだが、この経験は6年間の中でとても大きなものだった。集団の「長」という不慣れな役職を抱えて悪戦苦闘し、最初はチームメイトと意見がぶつかることも多々あった。けれどもそうした衝突も、チームメイトがチームのことを考えてくれているから起こるものなのだと気づかされて以降、多少は「自分のこと」ばかりでなく、チーム「全体」を考慮する視野を持つことができたのではと思う。

 中等6年生になり、勉強も非常に慌ただしくなったが引退までは部活に打ち込もうを決めていたので、過去2年よりも走り込んだ。しかしそれが災いして夏から足を怪我し、走ることができずに部活に出ては補強運動を行う日々が続いた。毎日、本当に勉強を疎かにいてまで部活を続ける意味があるのか、と思い続けた。それでも11月まで一緒に部活に残ってくれた同級生や引退した同級生、後輩や先生、家族も私の競技と勉強の両立を応援してくれ、復帰を待っていてくれた。そのお陰もあって11月のの都駅伝は怪我から復帰してどうにか走ることができた。駅伝を終えたあとは、目標としていたタイムで走ることができなかった悔しさと、11月まで決意を持って陸上競技をやってきた自信を、すべて受験勉強にぶつけた。秋まで本格的に受験勉強をしてこなかった分焦りが大きかったが、その焦りは良い方向に働き、結果的に志望校に合格できた。

 6年間の陸上競技、そして陸上と受験の両立の中でわたしが学んだことは数え切れないが、中でもわたしにとって大切なことは2つ挙げられる。

 1つは決意はものごとの成功率を大いに高める、ということ。わたしが部活を最後までやり遂げ、受験に向かうことができたのは「駅伝もやりきって、勉強も頑張る」という中等4年時の決意があったからなのではと思うからだ。この言葉は陸上競技部の恩師の受け売りで身を持って体験してからは一層「決意すること」の重みがわかるようになった。

 もう1つは、仲間の大切さ。部長であった時、怪我した時、そして受験勉強中も、どれほど陸上競技部の仲間の支えがあったか分からない。一人で練習している競技者も世の中にはたくさんいる。私は本当に恵まれた6年間を送ったと改めて思う。みんな本当にありがとう。

 後輩たちには陸上競技を楽しむと共に、勉強とも両立させて、納得のいく6年間を歩んでほしいと思う。

  平成28年3月24日

南多摩中等教育学校 陸上競技部 第1期主将

(進学先:東京大学)     

 

 

H28.03.11更新

第24回関東中学校駅伝競走大会

11月29日(日)   千葉県柏市 柏の葉運動公園総合競技場

 初の関東駅伝の舞台!

 チームベスト更新の走りで襷を繋ぎました!

 1時間00分54秒(18.79km) 第31位

   

   

   

   

 応援ありがとうございました!

 チーム全員で掴みとった関東駅伝の舞台。また新たなスタートを切ります!

 

 

第68回(男子)・第30回(女子) 東京都中学校駅伝競走大会東京都代表選考会

11月15日(日)   武蔵野の森公園

 山口県で行われる全国中学駅伝、千葉県で行われる関東中学駅伝の東京都代表をかけた戦いが行われました。

 午前10時10分に女子がスタート。

   

 

 3年生2人、1年生3人のオーダーで臨んだ今回の駅伝。長距離選手は2人で、短距離の力を借りて襷を繋ぎました。昨年の順位を越えることはできませんでしたが、精一杯の走りで仲間のため、チームのために走り切りました。来年は30位以内を目標に、この冬更なるレベルアップをしていきます。

 午前11時30分に男子がスタート。

   

   

 今回、男子は関東駅伝出場という大きな夢に向かって挑戦した都駅伝の舞台でした。150校を越えるチームの中で第4位までに与えられる出場権。まさに”夢へチャレンジ”の戦いが幕を開けました。

 1区は800mで全国に出場した3年生。流れの中でレースを進めライバルの八王子三中の選手とラスト激しいスパート合戦を繰り広げ、1秒差の区間2位で襷をつなぎました。この走りがチームを関東へと加速させます。

 2区も3年生。9分台の走りで区間10位。粘り強い継走で3区を目指します。この時点で5位。関東をかけた戦いがヒートアップしていきます。

 3区ではここも3年生が区間9位の走りで4位へ順位をあげる力走。この駅伝に悔いを残さないという決意の走りで4区へ。

 4区も3年生が勝負の走りで区間8位。関東へとつながる4位をキープし5区へ。やるべきことはすべてぶつけた走りで駅伝は終盤戦へ突入します。

 5区は2年生が登場。こちらは区間4位という役目をしっかりと果たす激走を見せアンカーのもとへ。この時点で関東の椅子は南多摩、駒場東邦、水元の3校の争いに。

 そして最終アンカーは2年生。怪我を乗り越え、自信をもって走り出す。ラスト1km地点では駒場東邦と激しいせめぎ合いを見せる。そして残り600m、渾身のラストスパートから一気に抜け出すと、夢の関東駅伝へとつながるゴールへ。南多摩の襷がついに、中学校でも関東駅伝へとつながる瞬間でした。

 まさにチーム全員で走り切った18.3km、1時間00分17秒でした。

 そして舞台は関東駅伝へ。2週間後の11月29日(日)、東京都代表の誇りを胸に、強い気持ちで爽やかに襷を繋ぎます。

 

 

H27.12.15更新

第66回東京都高等学校駅伝競走大会

平成27年11月3日(祝)

 今年も伝統の”南多摩”の襷が繋がりました。

  男子28位。女子45位。

 受験を控える3年生が大きなチームの力となり、男子は111校、女子は71校のライバルと秋の荒川で熱い走りで気持ちをぶつけ合いました。

 

 3年ぶりに女子の襷が繋がりました。その思いは来年へ・・・。

   

   

 1区は1年生が登場。中学時代の走幅跳から決意の長距離選手として臨む都駅伝。

 2区も1年生が襷をつなぐ。怪我で走れない時期もある中で決意の走りで3区へ。

 3区。短距離選手として初めての駅伝の舞台。力の差はあれど、4区の仲間のもとへ。

 4区。こちらも短距離として400m選手の意地とプライドでアンカーの2年生へ。

 5区。長距離ブロック長として気持ちを襷に込めて、ゴールへ!!!

 

 男子は総合28位と悔しい結果に・・・。中等教育学校として初めて臨んだ都駅伝で感じた気持ちを、来年への力に・・・。

   

   

   

   

 1区。3年生が5000mで南関東大会に出場したプライドと14分47秒04という南高記録を持ち、花の1区10kmへ。区間9位の激走でチームを鼓舞する。

 2区。腰の怪我が常にある中、1年生として決意の出場。力の差はあれど3区の3年生へ。

 3区。南多摩を主将として牽引してきた。怪我を乗り越え、いま出せる力を出し切る。受験生として11月3日にかける思いとその走る姿は後輩たちへの強いメッセージ。6年分の思いを込めて、気持ちを全面に出した激走をみせる。

 4区。初めての8kmという距離に、1年生として先輩の思いを胸に走り切った。

 5区。3年生が初めての都駅伝の舞台へ。コツコツと努力してきたものを出し切り、走る姿で後輩たちに気持ちを伝える。決意の3km、襷は6区の1年生へ。

 6区。1年生として5kmへの挑戦。来年へとつなげる走りでアンカーへ。

 7区。2年生が初めての、そして最後の都駅伝の舞台へ。ここから新たに自分の道を進むために決意のアンカーの走り。7人とチームの思いをのせて、ゴールへ!

 

 今年の高校駅伝は幕を閉じました。伝統ある南多摩の襷をこれからも繋いでいきたいと思います。朝早くから応援サポートに来ていただいた勝手に応援団のみなさまをはじめ、多くの方々のサポートのおかげでたたかうことができました。ありがとうございました。これからも応援・ご協力のほど、よろしくお願い致します。

 

 

H27.11.19更新

トライ&チャレンジ2015のお知らせ

  12月23日(祝) 場所:八王子市上柚木公園陸上競技場

  集合時間 12:45

  終了予定 16:00

 多くの小学生の方の参加をお待ちしております! よろしくお願いします。

 お知らせ   FAX票   当日の流れ   上柚木競技場アクセス 

 

 

H27.10.27更新

第70回国民体育大会陸上競技

10月2日(金)~6日(火)   和歌山県和歌山市 紀三井寺運動公園陸上競技場

 少年B走り幅跳び優勝!!!

   酒井由吾選手(4年D組)

   7m50の大ジャンプ!!!

 この記録は高校1年生日本歴代2位、世界ユースランキング第17位(10月27日時点)、同学年世代では何と世界ユースランキング第3位!!! (キューバの選手、ブラジルの選手に次ぐ記録)

 今季の自己ベストの大ジャンプで国体を制覇しました。

 1;7m33 2;7m50 3;7m33 4;7m07 5;7m20 6;7m16

 東京都代表として臨んだ国体。インターハイで悔しい思いをした同じ和歌山の地で見事、国体チャンピオンになりました。競技は5日(月)14:05から開始され、各都府県の代表たちと戦いました。

 前日の練習、当日の練習と非常に動きの調子がよく、動き作り、スパイク流し、メディシンボール投げ、ハードルジャンプといった練習で気持ちを高めていきました。本人も高1最高記録を目標に、この大会に臨んでいました。

 天候はくもり時々晴れで暑さも寒さもなく、ベストコンディションで競技開始。1本目。ほとんどの選手が7mを越えられない中、ひとつ抜き出たレベルのジャンプで7m33。カタールアジアユースで出した自己記録をいきなり更新。

 そして2回目。今までで最高の助走から、踏み切り体は今まででもっとも遠くへ。7m50という高1最高に5cmと迫る大ジャンプで試合を決定づけました。3本目も7m33という高いアベレージで、4本目以降へ。

 しかしここで競技していたピットから隣へ移動することになり、高1最高記録をその後更新することはできませんでした。

 「高校記録、そして8mが現実的にイメージできるようになりました。」
本人は高校生前人未到夢の8mに向けた決意を語ってくれました。

 今季の冬を越え、さらなる高みへ。チームの仲間たちと強くなっていってほしいですね。そしてチーム全体としても来年の岡山インターハイに向けてスタートしていきます。

応援サポートありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 今年は5月のカタールに始まり、山梨高校関東、和歌山インターハイ、茨城中学関東、北海道全中、和歌山国体、日本ユース愛知、群馬新人関東・・・ 多くの遠征で、顧問としてもたくさんの経験をさせていただきました。来年以降も選手たちが関東・全国目指し、本気で陸上競技に取り組める環境つくりをしていきたいと思います。たくさんの方々に大変お世話になりました。

チームとしては、高校生・中学生とも駅伝が近づいてきました。チーム全員の思いを襷に込めて、最高の走りを!!!

 これからもチーム南多摩をよろしくお願い致します。

陸上競技部顧問 大井晃史

 

 

H27.10.06更新

第42回全日本中学校陸上競技選手権大会

8月18日(火)~21日(金)   北海道札幌市 札幌厚別公園陸上競技場

 男子800m準決勝進出!!!

 北の大地で全国の強豪たちと戦ってきました。東京代表として堂々としたレースで予選を突破! 準決勝は力の差を痛感するレースとなりましたが、次に繋がる大きな経験ができた北海道全中になりました。


今年の全国の舞台は札幌厚別公園陸上競技場

 
 レースに備え、体の調子を上げていきます。涼しい・・・


スパイク流しでスピードを上げていきます。

 
 競技場に野生のリスがいました。さすがは大自然の北海道。

 男子800m予選は19日12時45分から12組行われました。南多摩の3年生は7組に登場し、群馬の優勝候補の選手と関東大会決勝に続き激突しました。レースは序盤からその群馬の選手がひっぱる展開で進み、200mを28秒から29秒、バックストレートが向かい風5mにもなる厳しいコンディションの中、その選手の後ろにつけ400mを通過、2週目の落ち着いた走りで追走し、2分00秒16の2着でゴール。全体の12番目のタイムで準決勝へと進出しました。

 

 そして迎えた17時30分からの準決勝。積極果敢なレースから、2着+2で決勝へと進むために挑戦しました。結果は2分04秒79で7着、決勝へは進めませんでした。

 

 初めての全国大会で万全の準備をして臨みました。まだまだ全国の決勝で戦う力はありませんでした。ここを新たなスタートにここから駅伝へと走り続けます。昨年に引き続き、全国の舞台に立つことができました。日頃からお世話になっている保護者の方々、先生方、チーム東京の先生方、多くの方に感謝しながらこれからも走っていきます。応援ありがとうございました!

 

 

H27.09.29更新

第43回関東中学校陸上競技選手権大会

8月6日(木)・7日(金)   茨城県那珂市 笠松運動公園陸上競技場

  男子800mで第5位入賞を果たしました!

  ハイレベルの関東大会で自己新記録での入賞!!!

 東京都から各種目3人まで選出される関東中学大会。今年は茨城の笠松で行われました。顧問のわたしは3日から7日まで新潟県において高校生の夏合宿が実施されていたので、5日の夕方に選手と水戸で合流し、翌日からの競技に備えました。

 

 6日、男子800m予選。3組行われ各組2着までとタイム上位2名が決勝進出です。予選1組に登場し、初の関東大会にチャレンジしました。気温は真夏で35度にも迫り、アップやスパイク流しなどをできる限り時間をかけずに短時間で行い、体力を保ちました。

 レースは1週目を59秒で通過し、途中まで集団を後ろに位置して状況を見ていました。2週目に入り、残り350mあたりから上位に上がっていき、バックストレートでは3番手に。ラストの直線は抜け出した埼玉の選手の後ろにつけましたが50mで茨城の選手に競り負け3着でゴールしました。結局、全体の5番手のタイムで決勝へと進むことができました。


アップ流しはできるだけ時間をかけずに暑さ対策を万全に。

 
 初めての関東の舞台。予選後半ラスト200m付近。勝負所です。

 7日12時50分、男子800mの決勝です。関東決勝という大きな舞台に立ち、東京選手団の大声援を受けながらスタートを切りました。レースは群馬の昨年香川全中で唯一決勝に2年生で進出した選手が400mを55秒というスピードレースで引っ張ります。こちらは57秒で通過し、ラスト300mで後方から5番手あたりまで順位を上げラストの直線へ。全力を振り絞ってのラストスパートで5位でゴールを駆け抜けました。タイムも1分58秒46の自己新記録!!!

 こうして、初めての関東大会は幕を閉じました。


後輩マッサージしてもらい、準備完了。いざ、決勝へ!

 
 全国レベルの関東の強豪と勝負!東京選手団の大応援を背に激走!

 茨城まで駆けつけてくれた仲間たち。その応援やサポートが大きな力となりました。ありがとう。

 そしてここから北海道全国大会へ。チーム全員の力で「南多摩」として戦っていきます。

 

 

H27.09.01更新

秩父宮賜杯第68回全国高等学校陸上競技選手権大会

7月29日(水)~8月2日(日)   和歌山県和歌山市 紀三井寺運動公園陸上競技場

 激戦の南関東大会を勝ち抜き、男子走幅跳に1年生として出場しました!

 真夏の高校生の祭典、インターハイ。今年は近畿インターハイとして開かれました。「風になれ 今青春が 走り出す」を合言葉に陸上競技は全国から強豪たちが和歌山県に集結。熱い5日間の戦いを繰り広げました。

 7月31日(金)10:00.男子走幅跳 予選A・B組がバックストレートで開始され、決勝進出記録は7m20に設定されました。自己ベストは7m31。十分に可能性があります。今までの練習を信じ、跳躍試技に入りました。

 予選の試技順は33番目。競技開始から1時間以上が経過していました。1本目がファウル。跳躍のリズムがいつもと違うなと感じていました。2本目が6m62で、ベストに遠く及ばず。勝負に出た3本目は7m10近くまで跳ぶも、ファウルに終わりました。

 「夏に負けた」 ― まさにその表現がそのまま出た大会になりました。前日の跳躍練習や学校などでも動きは良いものができていながら、猛暑日に迫る和歌山の地ではその力を発揮できませんでした。

 昨年の全中チャンピオンとして臨んだ今大会。記録でも全国ランク15位に位置し、チャンスはありましたが、持っているものを出すためのフィジカル面がまだまだ弱かったといえる大会でした。

 「砂上の楼閣」 ― 強い基礎・基盤ができていない限り、どんな立派な城を建てようとも崩れてしまう。インターハイ明けの夏合宿で初日に陸上部全体に話をしました。ここを新たなスタートラインとして、チームとしてさらなるレベルアップを目指します。予選後に流した本人の悔し涙が、必ずや次の舞台につながっていると思います。

 保護者をはじめ経営企画室の方々、勝手に応援団のみなさま、PTAの方々、先生方、そして仲間たち。応援・ご協力ありがとうございました。

 10月。もう一度この競技場に帰ってきます。和歌山での借りは和歌山で返す。

 来年は必ずこの決勝の舞台へ。大きく、そして強く成長する。

 インターハイから8月1日に戻り、3日からは新潟県湯沢での夏合宿に向かいました。仲間たちと走り込み、秋のシーズンへ。チームも青梅総合高校、武蔵野北高校、都立武蔵高校陸上部との熱い暑い5日間で大きく成長することができました。

 ここからさらに夏を越え、秋の新人大会、そして都駅伝へ・・・ 南多摩陸上部の戦いはこれからも続いていきます。

 応援よろしくお願いします。

 

国体への出場決定

 先日、第70回国民体育大会東京都代表選手が発表され、酒井由吾選手が少年男子B(高1+中3)走幅跳に選出されました。舞台はインターハイと同じ和歌山県紀三井寺。ランキング1位として、優勝を目指して戦ってまいります。

 こちらも応援のほど、よろしくお願いします!

 

 

H27.08.13更新

第61回全国中学校通信陸上競技大会東京都大会

7月25日(土)・26日(日)   八王子市 上柚木公園陸上競技場

  北海道全日本中学陸上出場決定!

 男子共通800mにおいて参加標準記録を突破する1分59秒67で走破! 南多摩陸上部としては、昨年の香川全中に続き2年連続の快挙!!!

 その他にも、1年男子走幅跳で60cmの大自己新ジャンプで見事第3位入賞! 5m46という南多摩中1歴代最高記録! 昨年日本一になった選手の中1記録を大幅に更新!!!

 また、低学年男子4×100mリレーでは見事決勝へ! 決勝も過去最高順位となる第4位入賞を果たしました!!! 来年につながる素晴らしい走りでした。

 女子共通走り幅跳びでは予選を自己新で通過し、決勝へ! 決勝でもライバルたちと勝負し、第8位入賞!!! さらなるレベルアップに期待!

 競技場はときに気温38度にもなる灼熱の八王子市上柚木競技場。戦う選手と同じように応援サポートの選手たちも暑さとの戦いでした。そんな仲間の支えがあったからこそ、掴み取った北海道への切符。まずは茨城関東中学でハイレベルなレースを経験し、関東大会入賞を目指す! そして北海道全国大会へ! 陸上部全員で今年も掴んだ全国の舞台! 今年の夏も熱い暑い夏になりそうです。

 茨城関東大会は8月6日(木)・7日(金)、
 北海道全国大会は8月18(火)~21日(金) となります!

 応援よろしくお願い致します!

 

 

H27.07.16更新

第54回東京都中学校総合体育大会
 兼 東京都中学校陸上競技選手権

7月11日(土)・12日(日)   江戸川区陸上競技場

 男子共通800mで見事優勝!!!

 関東中学陸上茨城大会出場が決定しました。

 その他、延べ20種目で都大会に出場し、熱い暑い江戸川競技場でチーム南多摩全員で2日間を戦い抜きました。

 悔しい思いをした選手もたくさんいました。都大会の舞台は、やはり厳しい世界でした。それでもこの大会に出場した選手はもちろん、応援やサポートの選手たちも大きな経験ができました。

 次は2週間後の通信大会。地元八王子の上柚木で行われます。必ずや北海道全国大会の出場をチーム全員の力で掴みとりにいきます。応援よろしくお願いします!

 

 

H27.06.30更新

関東高等学校陸上競技大会
 兼 第68回全国高等学校陸上競技選手権大会 南関東地区予選

6月19日(金)~22日(月)   山梨中銀スタジアム

  男子走幅跳で唯一の1年生ながら第4位入賞!!!

  和歌山インターハイ出場が決定しました!

 男子5000m決勝では全国駅伝の強豪たちと都立のプライドを胸に戦い、14位でした。今後につながるレースとなりました。

 男子走高跳では1m95までを1回でクリアし好調でしたが、全国がかかった1m98の跳躍は3回失敗。本当に悔しい第7位でした。

 男子100mは力の差を痛感するレースとなりました。

 全国和歌山インターハイは7月29日から8月2日まで和歌山県紀三井寺で行われます。男子走幅跳予選・決勝は31日に実施されます。応援のほどよろしくお願いします!

 

 

H27.05.18更新

第68回東京都高等学校陸上競技対校選手権大会
 兼 南関東高等学校陸上競技選手権大会予選

平成27年5月9・10・16・17日   駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場

  男子5000m・男子走高跳において、南関東大会への出場権を獲得しました!!!

  男子5000m 決勝 第6位  15分17秒71

  男子走高跳 決勝 第5位  1m96

  男子円盤投 決勝 第7位  36m03

  男子走高跳 決勝 第8位  1m93

 

 

 

  男子5000m 予選  15分22秒87 自己新記録

        決勝  15分46秒84

  男子1500m 予選  4分07秒33  自己新記録

  男子8種競技   3922点  自己新記録

  男子やり投 予選  44m20

  男子110mH 予選  15秒69(-1.0)  自己新記録

  男子4×400mリレー  DNS

 

 チーム南多摩として戦い抜いた4日間。中間考査が近くに迫っている中で仲間の応援・サポートが大きな支えとなり、3年ぶりに南関東の舞台に南多摩のユニフォームが立ちます。

 都立高校の選手で、5000mで関東に進出したのは10年ぶり。その10年前の選手は南多摩高校の先輩です。10年の時を超えて歴史がつながる瞬間となりました。

 その他にも走高跳で関東大会進出! まだまだ関東の舞台でも自己ベストを狙う気持ちでさらに高みを目指します。

 前主将が5000mで決勝へ。粘りの走りで都立のプライドを見せてくれました。

 走高跳では、もうひとりの選手が8位入賞。惜しくも関東は逃しましたが、見事な跳躍でした。

 そして円盤投では7位と、関東大会まであと1歩のところで涙をのみました。彼は朝練習や技術練習で黙々と投げ込むすがたが印象的な選手でした。本人は本当に悔しい気持ちでいると思いますが、この経験は必ずや彼の財産になります。新たな気持ちでスタートを切ってほしいですね。

 やり投・110mH・8種競技にも出場し、それぞれが都大会の舞台で貴重な経験を積むことができました。

 今回、アジアユースのシードにより走幅跳、100mは直接、南関東大会への出場が決まりました。4種目での和歌山インターハイロード南関東大会チャレンジとなります。この戦いで6位以内に入賞すると全国大会へと駒を進めることができます。

 今回もチームの仲間の存在が選手たちの大きな力になりました。陸上競技は個人ではない、チームスポーツだと強く感じます。

 6月19日(金)~22日(月)に山梨県甲府市で関東高等学校陸上競技選手権大会が行われます。

   19日(金) 南関東 男子走幅跳 決勝  13:30

   20日(土) 南関東 男子100m 予選  11:10

   20日(土) 南関東 男子5000m 決勝  14:05

   21日(日) 南関東 男子走高跳 決勝  15:00

 全国をかけた熱い戦いを関東のライバルたちと!

 応援のほどよろしくお願い致します。

 

 

H27.05.14更新

第1回アジアユース陸上競技選手権大会  カタール・ドーハ大会

 平成27年5月8日~11日に中東カタールの首都ドーハにおいて開かれたアジアユース陸上に、本校の中等4年D組酒井由吾選手が日本代表として男子走幅跳に出場しました。

 

  銀メダル獲得!!!

  自己新記録の7m31で準優勝しました!

 

 

 

 カタール到着後、跳躍練習で今まで以上に良い感覚を体感できていたようでした。そして現地時間9日18:00(日本時間24:00)に開始された男子走幅跳 決勝。”JAPAN”のユニフォームで、非常に引き締まった表情で、ときに笑顔で世界舞台に挑戦しました。

 1回目ファウルの跳躍後、2回目6m98でBest8以降につなげる跳躍を見せる。そして3回目。練習で掴んだ感覚を見事に跳躍につなげ7m31の自己新ジャンプ! アジアのライバルたちの闘争心に火をつけました。この跳躍で1位に躍り出ました。4回目は7m14、5回目はファウルとなりました。フィリピンの選手が7m26を記録するなど軒並みほかの国の選手たちが記録を伸ばし、ライバルと見ていた韓国の選手が追い風参考ながら7m49の跳躍を見せ、逆転を許しました。そして迎えた最終6回目。覚悟を決めた表情でかつてないスピードから追い風にのり高く、そして大きなジャンプを酒井は見せました! 7m50付近に着地するも、惜しくも3cmのファウル。惜しくもアジアチャンピオンになることはできませんでした。しかし、この世界の舞台で見せた自己BESTの跳躍。彼の気持ちの強さを感じました。

 メダル授与式後、彼は日本チームの待機場所に一人でいました。わたしと話をする中で、堪えていた涙が流れました。優勝を目指して臨んだこの大会で味わったこの悔しさは本人にとって大きな財産になったに違いありません。この涙がこれからさらに大きな世界の舞台へと繋がる。まだまだ高校生として大きく成長していきます。

 

 顧問である私も多くのことを学ぶことができた国際大会になりました。この大会のサポートにあたっては勤務する学校の先生方をはじめ、陸上部保護者の方々など多くのひとに大変お世話になりました。この経験を今後に生かしていきたいと強く思います。

 これからも南多摩陸上部としての挑戦が高校生・中学生ともに、それぞれ続いていきます。酒井選手のこの世界へのチャレンジが陸上部の選手たち、そして学校全体の生徒たちの励みになってくれると信じています。ありがとうございました!!!

陸上競技部顧問 大井 晃史

〒192-8562 東京都八王子市明神町4-20-1
電話 : 042-656-7030 ファクシミリ : 042-642-2195
E-mail : S8000803@section.metro.tokyo.jp