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東京都立駒場高等学校

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2026/06/12 全閲覧者向け

国語科研究授業を実施しました―「山月記」における読解と表現の往還的学習―

令和8年6月15日(月)、第2学年を対象に国語科の研究授業を実施しました。
本授業では、中島敦「山月記」を題材に、本文の叙述を根拠とした解釈と、それを踏まえた表現活動の統合を目指しました。

本単元では、「根拠→解釈→表現」という学習過程を明確にし、生徒が本文に基づいて思考する力を育成することを重視。特に本時では、主人公李徴の心情を叙述から読み取り、その解釈を「歌詞」として表現する活動を行いました。

授業の前半では、グループごとに本文の叙述をもとに心情を整理し、どの記述を根拠とするかを明確にしながら議論を行いました。生徒同士が意見を交流する中で、多様な解釈の可能性に気付き、それぞれの読みを深める様子が見られました。

後半では、整理した解釈をもとに歌詞を作成し、AI(SunoAI)を活用して楽曲として表現しました。単なる創作活動にとどめず、「本文のどの叙述がどの表現につながっているか」を意識させることで、読解と表現の結び付きを強化しました。

また、他の班の作品を視聴し、本文根拠に基づいて評価する活動も行いました。評価の観点を共有することで、生徒は自らの解釈を相対化し、より深い理解へとつなげていました。

ICT(Teams・Forms・生成AI)も効果的に活用し、学習の可視化と振り返りを行うことで、主体的に学びを調整する姿が見られました。

授業後の見学者間との協議では、
・叙述に基づく解釈の徹底
・読解と表現を往還させる授業設計
・ICT・生成AIの教育的活用
などについて意見交換が行われました。

本校では今後も、主体的・対話的で深い学びの実現に向け、授業改善と指導力向上に努めてまいります。