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7月19日(土) くにたち福祉会館 で行われたイベントに参加しました。
このイベントは、能登をテーマにいろんな人と交流し、能登の復興を願う「祖霊のともしび」のメッセージ作りを行うものです。
東京ボランティア・市民活動センターの災害担当の方から、能登半島地震の被害状況や避難所での生活の様子、そして被災地でのボランティア活動についてお話しいただきました。その中で特に印象に残ったことは、「東京 能登半島地震被災地支援ボランティア」のお話です。
このボランティアの活動の1つはサロンを運営することであり、毎週、希望者10人~20人が東京から輪島や穴水に行き、ホットケーキをお出ししながら被災者の方と交流します。被災地では全く被害のない家と全壊の家が隣り合わせで並んでおり周りの人には「つらい」と言いづらいことでも遠くから来た人には言える、東京から私たちを心配して毎週決まった時間に来てくれることがすごく励みになる、という被災者の声があったと聞き、被災者にしかわからない辛さがあるのと同時に私たちにしか癒せない傷があると気づかされました。また、地震の規模や被害の数に注目しがちですが、現地の人の思いに注目することの大切さも感じました。
実際にボランティアで現地に行った方々のお話を聞き、以前よりも被災地の実態を具体的に思い描けるようになりました。ニュースなどで流れる映像を見るだけでは何もわかっていなかったのだと感じ、実際に現場に行き、自分の目でみることが大事であると学びました。福島のフィールドワークはとても良い機会なので今回の気づきを生かしていきたいです。
国立ボランティア センターの関係者の皆様、このたびは貴重なお時間をありがとうございました。
2年 N.S.(文責 プロジェクト顧問 齋藤)