校章

東京都立国分寺高等学校

Q&A

単位制について

進学重視型単位制高校とはどのような学校ですか。
生徒の進学希望を実現させるための工夫をしています。生徒は3年間の中で進学に必要な科目を履修して授業を受け、決められた単位数を修得して卒業します。単位制高校ですが、本校では学年・ホームルーム制を維持することによって、学年制高校のように学級担任によるきめ細かな指導が行われています。
ホームルーム(クラス単位)のまとまりや活動はどうなっていますか。
単位制高校ですが、ホームルーム単位の活動を行い、学級担任が責任をもってクラスを指導します。学年制高校と同じようにクラス単位で、ホームルーム活動、進路学習、学校行事などを行います。

施設について

どのような施設がありますか
エアコンつきの講義室(5室)、ゼミ室(3室)、自習室などがあります。設備の整った多目的視聴覚室や1クラスの人数に対応したパソコン室やCALL教室があります。ホームルーム教室にはすべてエアコンがついています。校舎内のトイレは雨水を利用したエコな水洗トイレです。令和3年度に、体育館にも冷房設備が設置されました。

学校週5日制への対応について

学校週5日制に対してどのような対応をしていますか。
学校週5日制完全実施に伴い、本校では大学進学希望者が多いので、生徒の学力維持が大きな課題となりました。そのため、月に2回程度土曜日に4時間の授業を実施しています。また、自学自習の習慣を確立させるために、平日は午前7時30分から午後6時まで自習室を開放しています。

学習について

教科の教育課程はどうなっていますか。
本校は国公立大学入試の5教科7科目の大学入学共通テストに対応するために、1・2年次においては共通履修科目を中心に設定して基礎的・基本的学力の充実を目指し、3年次では、進路希望により履修科目を設定しています。
高校での学習内容について入学前に知ることができますか。
生徒の学習プラン用に作成した各教科の講座内容の一部を「年間授業計画」としてまとめて公表しています。
少人数授業や習熟度別授業について教えてください。
1講座20~30人規模の少人数授業や習熟度別授業を実施し、きめ細かな指導が行われています。これらの授業は、2学級(80名)を3クラスに分けて行われています。令和3年度の実施科目は1年次で国語総合(古典分野)、数学1、英語表現1、2年次は古典B、数学2、英語表現2、3年次が英語表現2です。
補習や補講はやっているのですか。
主に夏季や冬季などの長期休業期間中に行っています。年間で合計100以上の講座が開講されます。基本的には1週間(5日間)を単位として、基礎から発展まで幅広く講座が開かれます。生徒は何講座でも受講することができます。

学校生活について

部活動にはどのような特色がありますか。
本校には運動系、文化系の部・同好会が37あり、生徒の加入率は100%を超え、大変活発に活動しています。また、活動を支える顧問、外部コーチ、OBも熱心に指導しており、休日、長期休業日にも、練習、遠征、合宿と充実した活動を展開しています。
運動部の中には、私立の強豪校とも肩を並べ、都立のトップクラスにある部も少なくありません。近年ではソフトボール部、水泳部、陸上競技部、女子サッカー部が関東大会レベルに出場しました。
文化部では吹奏楽部が部員も多く、コンクールでも金賞、銀賞を獲得しています。また、美術部、書道部、生物部も展覧会、発表会で受賞を続けています。 放課後の活動は約2時間ですが、定期考査1週間前と定期考査中の活動は原則的に禁止です。
木もれ陽祭について教えてください。
木もれ陽祭は、合唱祭・文化祭・中夜祭・体育祭の4祭によって構成されています。この行事は他校にはないスケールの大きさと生徒の活気と情熱が見られます。
実施は9月の早い時期で、1週間ほどの期間に連続して行います。体育祭は1年生から3年生までをクラス毎に縦割りにし、色分した8団で競技や応援を競います。
木もれ陽祭は本校のメインイベントとして全員が協力して取り組みますので、先輩や後輩、クラスの友達との絆が深まります。
修学旅行はどのように行われていますか。
2学年の終わりの3月に行われることが多く、行先は年度により異なります。令和4年度は沖縄が予定されています。
生活指導はどのように行われていますか。
学校生活を送る上での基本的な約束ごととしてTPOをわきまえたマナーやエチケットを大切にしています。木もれ陽祭の運営など、本校が開校当初に教員と生徒との間で決めたことを今でも引き継いでいるとともに新たなルールも築いています。人に迷惑をかけないことや相手を思いやる言動など、当たり前のことがしっかりできることを前提に生徒の自主性を尊重し、教員は生徒に対して助言者の立場に立つというのが生活指導面での基本的な考え方です。このような伝統と校風のもとで、本校の生徒は落ち着いた学校生活を送っています。
自転車通学はできますか。
学校に「登録」することによって、自転車通学をすることができます。電車で通学している生徒もJRの国立・西国分寺、西武線の鷹の台・恋ヶ窪などの駅で下車後、近くの有料公共駐輪場(H31年度、国立駅前駐輪場の料金は1ヶ月1000円~2000円)を利用し、そこから自分の自転車で来る生徒も多く、全生徒の90%以上です。
外国への留学生はいますか。
年によっては、本校からの留学を希望する生徒もいます。1年間の留学で、アメリカ、オーストラリアなどが主な留学先です。

国際交流について

国分寺高校の国際交流について教えてください。
オーストラリア(シドニー近郊)の姉妹校と交流事業を行っています。春に約10日間本校の生徒約20名程度がオーストラリアに行き、現地で授業を受け、現地の生徒宅にホームステイします。また、別の時期に相手校生徒が来校し、オーストラリアに行った本校生徒宅にホームステイします。オーストラリアを訪問する際には本校の教員が引率します。