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7月21日(祝・月)、私は東京学芸大学主催の「探究の共創 2025 in Summer」に、「立川ダイス×国分寺高校」プロジェクトのリーダーとして参加しました。
このイベントは、高校生を中心に、探究活動の途中経過を発表し合い、質疑応答を通して多様な価値観や視点に触れ合う、共創の場です。夏はオンラインで、冬は対面で開催されます。今回は、アバターを使って参加者が自由に移動し、対話できる「バーチャルポスターセッション」形式で行われ、とても新鮮で刺激的な体験となりました。
探究の共創 2025 | 東京学芸大学 高校探究プロジェクト
私は2年間、プロバスケットボールチーム「立川ダイス」と連携して、スポーツビジネスやマーケティングをテーマに探究活動を続けてきました。校内探究発表会や個人探究論文でも同じテーマに取り組んできましたが、今回が初めての校外発表で、これまでの活動の総まとめという位置づけでした。
発表の中で、私たちの活動が学校外の方々から高く評価され、たくさんの質問もいただき、自信につながりました。これまで、活動と勉強や部活動との両立に悩んだり、進め方に不安を感じたりすることもありましたが、この経験を通して、自分たちの探究の価値を改めて実感することができました。
また、発表しながら、自分たちの活動が「集める」というキーワードに集約されることに気づきました。観客を集め、注目を集め、予算を集める――さまざまな取り組みがすべて「集める」ことに関係していて、これが自分の進路や将来を考える上での大きなテーマになると感じました。
さらに、質疑の中では、後輩たちが次年度に活動を展開するためのヒントやアイデアも得ることができました。自分たちの取り組みを他の人に伝え、知ってもらうことこそが探究活動の本質なのではないかと強く思いました。
今後、「立川ダイス×国分寺高校」プロジェクトは2年生に引き継がれ、今年も公式戦の運営やグッズ企画、広報活動など、多彩な取り組みが予定されています。私も応援しつつ、今回得た学びをこれからの進路に生かしていきたいと思います。
3年 尾崎未来(文責:プロジェクト顧問 齋藤)