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東京都立国分寺高等学校

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2025/03/17 学習活動

【探究】 総合的な探究の時間 1学年探究ガイダンス

高校入学後、1年生はまず「論理コミュニケーション」(*以下「論コミ」)という慶應義塾大学SFCのプログラムを通して学術論文など論理的な文章を書く基礎基本を学んできました。3学期からは「論コミ」を進めながら、同時に来年度以降のグループ探究や個人探究に向けてのマインドセットとして、SDGsワークショップと研究倫理、統計学入門講座を行いました。なお、このような講演会やワークショップでは運営を各クラスの探究係が行っています。                       文責 探究部 齋藤

 

 

SDGsワークショップ 2/12,19(水)

本校のグループ探究は、例年テーマ選びにSDGs17の目標をベースに考えます。昨年度よりこども国連環境会議推進協会のワークショッププログラムを導入し、環境問題と経済の関わりや社会課題について身近な事例を取り上げながら学びました。以下、生徒によるレポートです。

 

ワークショップデザイナーで2003年から「持続可能性」や「危機管理」をテーマに、学校や企業、自治体などにワークショップなどの教育コンテンツを提供していらっしゃる井澤友邦さんをお迎えし、SDGsをテーマにワークショップ型の講演をしていただきました。

 

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      アクティビティの成果物

 

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      仲間との対話で思考を深める

 

この講演の前半ではSDGsの問題に対してどのように取り組めばいいのか、対策が思いついても取り組まなければ意味がないことなど、今後の社会で重要になるであろう、さまざまなことを学びました。講演の後半では4〜5人でグループになりワークショップ型で昔の常識と今の常識が変わっていることから将来の常識がどのように変わるかを予想したりしました。ワークショップ型のため飽きることなく楽しんで取り組めました。この講演で今まで知らなかったことを知れたことで、ものの見方が変わり、どういう企業に就職するかなど、人生の選択肢が増えました。また、今回学んだことを来年のグループ探求や再来年の個人探究のテーマ決めや、社会に出た時に今後の日本や世界を変えるために活かしていきたいと思いました。                       1年探究係 山中隼

 

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研究倫理 統計学入門 2/12,19(水)

主に理数系分野を探究テーマに特化した講座を、本校生物科、三部教諭を講師としてサイエンスたりうる要素やものの見方考え方についてじっくり学ぶ機会となりました。以下、生徒のレポートです。

 


 統計とは実験で得たデータを比べることで2つのデータとの差の有無をしらべることと学んだ。僕は統計は実験のデータをまとめるだけで研究全体に影響を与えるようなものではないと思っていた。しかし、統計によってデータをまとめなければ論文として出せず、実験方法を考える時から統計を意識すると聞いてとても驚いた。来年から私たちも探究が始まるのでその時に困らないように統計をしっかり意識するようにしたい。     1年探究係 羽賀泰吾

 

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