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東京都立国分寺高等学校

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2025/03/23 学習活動

【探究】 2024年度探究合同学習発表会 1月25日(土) 

東京都立大学アドミッション・センター高大連携室主催で、2020年度より高校生の探究学習合同発表会が開催され、本校からは熊本サミットに参加した生徒3名をはじめ、理数探究選択の精鋭たちがポスターセッションの場に立ちました。                       文責 探究部 齋藤

 

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この発表会では、文系・理系分野の本学教員がコメンテーターを務めると共に、他校の生徒・先生方および本学の教員・大学院生との意見交換が行われます。参加生徒や先生方からは、学校の枠組みを超えた発表会が探究学習推進に大きな刺激になったこと、今後も継続して開催を希望すること、などの声が、都立大学の先生方からは高校での探究学習活動を知る貴重な機会になったとの反響がありました。

以下、会の事後アンケートの回答で、大学のコメンテーターからの発表会全般の感想・講評等の抜粋です。なかには厳しい意見もありますが、今後の探究活動や指導の参考としてほしいと思います。

 

・色んな分野が混じった学会に参加したみたいで、様々感性とか視点から思考することが有意義に思いました。
・やや的外れな内容になっているものが散見された.高校で生徒の興味関心を伸ばすことも重要だと思うが,一方でそれが本当に正しい方向性かどうか研究計画段階でコミットする必要性も感じる.
・それぞれの発表から問題意識の高さが感じられた。1時間の中で説明を聞いて質疑ができたのは4人くらいだったのが残念である。
・楽しそうにしている高校生をたくさん見ることが出来て良かったです。
・貴重な会にお声がけくださり、誠にありがとうございました。
・大学で高校生が主役のアカデミックなお祭りを開き、学生や教員が周辺的にサポートをするという場は、すばらしいものだと存じます。
・高校生の目の付け所が面白く、楽しい時間でした。大学の先生から直接アドバイス頂ける機会はとても貴重だと思いました。
・色々な発表が聞けておもしろかった。
・期待した以上に面白い内容が多かったし,高校生が必死に考えていたのがよくわかる発表が多かった.
・研究を知らないので仕方ないことではあるのですが,考察や結論が決めつけになっていることが全体的に気になった.初手の動機から先入観があり,その先入観に引きづられた結論づけまでの完結を求められている教育をしているのではないか,と思わせられた.もっと自由な発想で,結果に囚われないようにしてほしい.
・高校1年生が英語で発表していたのに対して、英語でのコメントを希望したので驚いた。発表内容は面白かったが、高校生の能力に高校での指導が追いついていないように思われた。

 

今回は関東からのみならず、関西の高校からの参加もあり、どの探究も努力の積み重ねが感じられました。多くの高校生の発表を見聞きし、交流を持つことで良い刺激を受け、さらに成長することができました。来年度以降の探究活動につなげていきたいと思います。

 

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