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【国際交流】令和5年度 オーストラリア語学研修
令和6年3月23日~31日に、オーストラリア語学研修を実施しました。
コロナ禍で中断していた姉妹校のオーストラリア・ゴスフォード高校への語学研修訪問を、4年ぶりに再開することができました。
令和5年秋に参加者募集を行い、55期生(第1学年)の19名が参加しました。
オーストラリアの地理・歴史・生物についての本校教員による講義や、英会話練習、日本文化紹介の準備など、計10回の事前研修を経て、いよいよ出発となりました。現地での行程をご紹介します。
3月23日(土): 夕方羽田空港に集合し、夜行便でシドニーへ。
3月24日(日): 午前中にシドニー到着。市内で昼食・観光後、シドニーから北へバスで1時間半ほどに位置するゴスフォード市へ。ゴスフォード高校でホストファミリーに迎えられ、ここから6泊のホームステイが始まりました。生徒1人が1家庭に滞在します。
(写真) 快晴のシドニーに到着。季節は日本の逆で晩夏、日差しは強く、到着日の気温は26度でした。
(写真) ゴスフォード高校でホストファミリーとドキドキの初対面。
3月25日(月)~27日(水): バディ(ステイ先のゴスフォード生)と一緒に学校に通い、授業を受けました。基本的にバディの通常授業に参加し、さまざまな教科の授業を体験しました。また、通常授業の他に、日本語の授業を選択しているゴスフォード生と国分寺生での合同授業もあり、英語と日本語を教え合ったり、日本の文化紹介も行いました。
(写真) 登校風景。校舎外での授業も。
(写真) 水曜午後は選択スポーツ。アイススケートに参加した生徒もいました。
3月28日(木): 校外学習でバディと国分寺生でゴスフォード郊外のレプタイル・パークへ。オーストラリア固有の様々な爬虫類が見られる他、カンガルーに餌をあげたり、コアラに触ったりでき、楽しい時間を過ごしました。午後は学校に戻り、フェアウェルパーティで全員がスピーチをしました。
(写真) 2m超のパイソン(大蛇)と一緒に。
3月29日(金):イースターの祝日で学校はお休み。各自、ホストファミリーとゆっくりと1日を過ごしました。
3月30日(土): 午前中に学校に集まり、ホストファミリーの見送られての出発。家族の一員として温かく迎えてもらって1週間を過ごし、涙のお別れとなりました。午後はシドニー市内を観光し、オペラハウスなどを見学しました。夕方空港に移動し、夜行便で日本へ。31日(日)朝、無事に日本に到着・解散しました。
(写真) ホストファミリーが花道を作って見送ってくれました。
帰国後、生徒たちは報告書の作成や報告会を行う予定です。また、4月には相互訪問で国分寺高校に来るゴスフォード生の受け入れも行います。
語学研修を通して、参加生徒はたくさんのことを学ぶことができました。英語が思ったように通じなかったり、生活様式の違いに戸惑ったり驚いたりすることがたくさんあったと思いますが、そうしたことも含めて、すべてが貴重な体験となったことと思います。
語学研修を実施するにあたり、多くの関係者の皆様にご協力をいただきました。また、一般財団法人 三菱未来育成財団、本校後援会からもご支援をいただきました。ありがとうございました。