第13回科学の甲子園東京都大会実技競技第1位

11月13日（日）科学の甲子園東京都大会（@都立富士高校）物理・化学・生物・地学・数学・情報の筆記競技と実技競技を行う大会に出場いたしました。

そのうち、実技競技で第１位に輝きました。

以下出場選手の感想です。

最初こそ、科学の甲子園への出場を躊躇っていた。恐れていたのだ。しかし、今となっては誇れる経験となった。全員で模索し、研究し、あるものを突き詰めようとしていくあの数日間は、まさに「科学」を追い求める姿であったと、今になってそう感じている。科学には、そうさせる力があるのだ。一人一人が知恵を振り絞り、皆が皆を助け合っていた。何をすればいいか何も分からず、途方に暮れていた日から数日、競技当日の前日には、全員の心が一つになり、結果、実技競技で一位を勝ち取ることが出来たのだ。実技試験開始前、想定していた工作資材が足らず、一度は失敗を覚悟した。しかし、諦めなかった。資材が配られ、「開始」と言われるまでの間に、皆で「ここをこうすれば、、」と代替案を練り出したのだ。あのわずか３分にも満たない時間で一度はばらけそうになった全員が、またまとまったのだ。それは、あの夜遅くまで学校に残り、皆で考えあった日々が、そうさせてくれたに違いないと、今では確信している。結果として、一位を勝ち取れたわけだが、僕は、そこが重要なのではないと感じている。もちろん、賞状を頂けたのは素晴らしいが、僕はそれよりも、皆があの刹那で建て直した、そんな堅固な礎、皆が皆で作り上げたあの絆こそ、最も重要なものであったのではないかと感じている。「チームで戦う」ということを教えてくれた、気づかせてくれたこの科学の甲子園。僕はこの経験を、いつまでも忘れず、また、今後に活かし続けるだろう。さらに、今回先生たちには大変お世話になった。この場を通して、多大なる感謝を申し上げる。