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【理数教育】
「令和4年度Tokyoサイエンスフェア」で研究発表を行いました!
11月13日(日)科学の甲子園東京都大会(@都立多摩科学技術高校)
物理・化学・生物・地学・数学・情報の筆記競技と実技競技を行う大会に出場
11月27日(日)Tokyoサイエンスフェア(@東京ビッグサイト)に参加
英語プレゼン発表、ポスター発表、科学の甲子園東京都大会表彰式 他
・英語プレゼン発表(3年 竹内史)
「The relationship between the position of colonization and illuminance in epiphytic bryophytes」(樹木に着生するコケ植物の着生位置と照度との関係)
(感想)プレゼンテーションに向けて、スライドを作成したり、発表練習をしたりする過程がとても貴重な体験で、今後に活かしていけることだと思います。どのようにすれば英語で、より分かりやすく伝えられるのか考えることは、難しいことでしたが、楽しかったです。また、他の高校で頑張っている人たちから沢山の刺激を貰うことができました。高校生活でしてきた研究を発表することができてよかったです。
・ポスター発表(2年 石井綾乃 功刀ちひろ 久保光次郎 大野彩乃)
「準絶滅危惧種カラスバトの生態解明に挑む」
(感想)ポスター発表を通して、色々な人と話す中で私たちだけでは気づかなかったようなことにも新しく気づくことができ、とても良い機会でした。今回の発見をこれからの研究に活かしていきたいです。
・科学の甲子園出場(2年 佐藤心悠 池田昂平 功刀ちひろ 橋本梨紗 堀之内悠也 岡本侑真)
(感想1)準備・勉強はとても大変で、当日の朝は不安でいっぱいでした。筆記も実技もとても悔しかったですが、私たちは沢山のものを得ました。1つ目に、尽力し、全員で協力して作り上げたものの素晴らしさです。普段経験できない活動を通して、仲間との協働を学び、6人で強い絆を築くことができました。2つ目に、学びへの意欲を増進させることができました。もっと学んでいかなければ!と強く思いました。3つ目に、科学を扱っていく私たちのやらなければならないことが分かりました。便利な科学がもつ恐ろしさを知り、科学を監視していくことの重要性も学びました。協力して下さった先生方がいらっしゃらなければここまで歩むことは出来ませんでした。ありがとうございました。
(感想2)木もれ陽祭の最中に突然招集され、初めて6人のメンバーで対面しました。初めは遠かった6人の心の距離も、昼休みや放課後に準備を進めていく中で段々と近づいていきました。科学の甲子園の全国大会の過去問を頂いてページをめくると、そこにはまるで別の言語であるかのような難解な問題が繰り広げられていました。しかし過去問を各々が分析していくうちに、『この問題は意外と考えたら解けそう!』、『知識なくても解ける問題かも!』など、新しい発見を次々としていきました。
本番の2週間前、実技試験の内容が公表され、材料を取り揃えて、準備に取り掛かりました。今年のテーマは、シャトルウインドカーでした。小さな車に送風機を取り付けて、往路を走り、送風機の向きを変えずに、反転機構を用いることで、折り返す、という内容でした。取り組んでみると、送風機と反転機構を作るのがかなり大変でした。我々は焦って、毎日のように放課後も活動し、何とか前日までに完成しました。甲子園当日、筆記試験はそれぞれ心残りはあったようですが、力を合わせて最善を尽くせました。
実技試験は40分間しか制作時間が与えられず、事前に準備していた設計図をもとにシャトルウインドカーを時間ギリギリで作り終えました。そして、チャレンジのとき、いよいよシャトルウィンドカーを走らせ、タイムを競います。往路はかなり順調に走り、すぐにゴールに到着しました。しかし、無念にも、折り返すことはできませんでした。けれども、皆やり切った感があり清々しい気持ちでした。結果はともあれ、皆で作業をして築き上げた強い絆をこれからも大切にしたいです。
11/13(日) 科学の甲子園東京都大会で製作したシャトルウインドカー
11/27(日)英語プレゼンテーション
11/27(日)ポスター発表
11/27(日)Tokyoサイエンスフェアの会場にて